子供の独立はうれしい反面・・・

仕事を離れて孤食が続くと気持ちがめげるかも(2016.1.26)

 息子の大学の授業が今年度は昨日で終了したようで、その後は仲間内で打ち上げをすることになったそうです。私も学生時代は結構サークル仲間と飲み歩いていましたから、「ふ〜ん」てな感じで聞き流していました。

 ただ飲むのは、誰かのアパートのようで、そこで飲み明かすことになったようです。これも私は経験がありますから、「飲みすぎて救急車の世話になるなよ」と伝えただけです。

 幸いにも、私の遺伝子が若干遺伝しているようで、アルコールが大好きというわけではなさそうですが、飲んでもほとんど乱れることがないようで、これは私と同じです。

 今後の社会的な交際を考えると、金はかかりますが、アルコールはある種の潤滑油にもなることは分かっていますので、まったく飲めないよりは良いかなと思っています。

 でそれはそれでいいわけですが、そうなると当然私は一人で食事をすることになります。最近家でやっていることは、冬場なので家庭菜園もできず、寒くてウォーキングも控え気味。

 結局ブログの更新やフルートの練習といったことに時間が割かれていますが、当然家事も行っています。昨晩は、たまたまスーパーで黒毛和牛のカレー用の安い肉を見つけたので、これを購入し、夕方4時から必死に煮込んで、かなり自分でも満足できるビーフシチューを作りました。

 これをメインディッシュにして、つまみはバンコクで買ってきたナッツを食べ、あらかじめ作ってあった大根の浅漬けとシジミの味噌汁、デザートはバナナという献立で夕食終了。

 この間、当然一人ですから、いわゆる孤食です。テレビを見てもニュース以外はつまらない番組ばかりなので、読書をしながらの夕食となりましたが、そうなると家全体がし〜んと静まり返っているのがよく分かります。

 時折、家の横の道を家族連れがワイワイ言いながら通って行ったりしますが、「息子が小さい時はあんな時もあったなあ」と考えると、なんか胸のあたりに寂しい風が吹いているのがよく分かります。

 まあ私の場合は、たまたま1日息子が外泊しているだけで、今日は帰ってきますから、この後昨晩のビーフシチューの残りと、豚汁でも作ろうかなと思っていますが、こういう料理も一人の生活が続いたら、どこまで努力できるか、やはり気になります。

 働くことをやめると社会からの疎外感を意識するようになると先日書きましたが、それに輪をかけて、子供たちが独立して自分の元から離れていくと、その孤立感はさらに強くなるだろうなと、寒かったせいもあるかもしれませんが、昨晩はちょっとしんみり考えていました。


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