電気製品を自由に触れるショールーム

お試しサービスが増えているそうです(2016.11.9)

 気になっていたポケモンgoの移動規制ですが、7日から本社側で一定の速度以上の場合、一定の場所で操作ができなくなるように仕様を変更したそうです。

 一定の速度とか一定の場所というのが私にはよく分からいのですが、とりあえずこれで事故の可能性は少し減ったかなと思われます。

 画期的な発想で注目を集めたゲームですが、利用者にとっては不満が残る内容かもしれません。しかし事故が起きるよりはましだと思います。またこの技術を応用して、できれば高齢者がウォーキングを楽しめるような形態のゲームができるとよいなと思っています。

 さて昨日の新聞に消費者の中に買い物慎重派が増えているという記事が出てました。これも賢い消費者が増えている証拠だと思っていますが、要するに買って後悔するような無駄な買い物はしたくないという姿勢の表れだと思っています。

 5年前は買いも慎重派は66.6%だったのが、現在は72%に増えているそうです。メーカー側も単なるキャッチフレーズだけの製品づくりが難しくなっているということだと思います。

 最近はアマゾンや価格コム、楽天といったサイトを見ると商品レビューが読めますので、これを熟読してから購入するという消費者が増えているのだと思います。

 その昔池袋にトヨタが、自動車を自由に乗り降りできるショールームを作りましたが、あれは楽しかったし、ずいぶん車選びに役に立ちました。

 いつのまにか消えてしまい残念な思いをしていますが、最近はこういったお試しサービスが増えているそうです。「お試しサービス」という語句で検索すると、

・ 枕を使ってもらってから購入
・ 分譲物件に実際にしばらく住んでもらってから購入
・ 音楽教室にしばらくの間入会
・ ペットとしばらくの間一緒に生活
・ スポーツ用品をしばらく使ってもらってから購入
・ 福祉用具を使ってもらってから購入

というようなサービスが見つかりました。たぶん他にもあるのだと思います。今や消費者は他の人が書いたレビュー評価だけでなく、自分で使って納得してから購入、という人が増えているのだと思います。

 特にパナソニックが炊飯器でお試しサービスをやっているなんて言う記事もありましたが、個人的に電気製品については各電機メーカーが共同出資して、ショールームを作ってもいいのではと思います。

 すでに一部の電気屋さんでは、夏場に扇風機をまわしたり、掃除機を動かしたり、血圧計を自由に使えたりしていますが、これをもっと拡大して、例えばシニアが自由に触れるショールームなんかを作るといいのではと思っています。

 先日実家の炊飯器が壊れたとき、母親は私に5合以内のご飯がおいしく炊ける、なるべく機能の少ないものという条件をつけました。もしこの時炊飯器専門のショールームがあれば、こういった要望の物もすぐに見つかるだろうなあと感じました。


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