古いものほど頑丈で安全?

コンピューターが不調(2016.12.21)

 どうも最近このサイトのもとになっているFC2ブログの更新が作業が不調です。私はこのブログを書くとき簡易モードは使っていないのですが、なぜか勝手に簡易モードに変わっていることがよくあります。

 また更新途中でフリーズしてしまい、いろいろごちゃごちゃやっているうちに最初に書いていた原稿が消えてしまい、下書き機能も働かず、最初から書き直しという事態が増えています。

 この傾向は、記事数が2000回を越したころから徐々に増えているような気がします。という事は、もしかしたらFC2のサーバー側の問題かなという気もしますが、今使っているパソコンが古くなった影響もあるのかもしれません。

 今使っているのは、もともとが息子が使っていたもので、息子が新しく高機能のゲーム用マシンに買い替えたいというので、そのままもらいうけました。

 もらい受けた当初のOSはWin7でしたが、途中から執拗なマイクロソフトのwin10へのアップデート勧誘に負けて、「まあいいか」とおもいインストール。

 作業そのものは楽で特に問題もありませんでしたが、インストール時間は何時間もかかりました。こういったことはインストール前には情報として教えてもらえず、やってみてわかるという事です。

 さらにいつの間にかインターネットエクスプローラーがエッジという名前のソフトに変わり、これもまた引き継ぎが面倒でした。それでもまあなんとかインストールが終了。

 しかしその後グーグルがうまく起動しなくなったりしたことがあり、欠陥アップデートではと疑いを持ちましたが、どうやら勝手にアップデートするたびにそういった欠陥は少しずつ修正されているようです。

 とはいうものの、そういったあとからのアップデートすなわち修正が重なれば、動作は徐々に重くなり、使いずらくなることは間違いなさそうです。

 現在のコンピューターの宿命ともいえそうですが、寿命は長くて5〜8年ぐらいかなと思っています。すでに息子が購入してから8年ぐらい使っていますから、そろそろ買い替え時かなという気もしています。

 ただ物持ちの良い我が家なので、何か決定的な不具合が起きない限り、使える間は使おうという気持ちもあります。その意味ではなかなか見切り時が難しいなと思います。

 だいたい10万円で買ったものを5年で買い替えれば、年あたりの消費額は2万円ですが8年で買い替えれば、1.25万円、なんとか10年持たせれば1万円となり、長く使う事が節約の基本だと思っています。

 そう思って今使っているコンピューターの横を見ると、OSがXPの以前使っていたコンピューターも残っています。こちらもスイッチを入れればネットを見ることは出来ますので、メインのこのコンピューターが動かない不具合が発生した時のサブに使っています。

 XPを使い続けることは危険だと言われていましたが、その後どうなったのでしょうか?今となっては最新のwin10を使うより、むしろ少し古いOSをいたわりながら使った方が、ウイルス等の感染危険度は少ないような気もします。

 ちなみに古いパソコンはハードディスクを切り離し、メールソフトも動かしていません。ネットを閲覧するだけで使うようにしていますが、どの程度危険があるのか不明です。

 現在の消費社会では、新しいものを次から次へと利用し、古いものをまだ使えるのに捨てていくのが前提になっているような気がします。

 しかしアメリカのNASAでは、いまだにフロッピーデスクが使われているという話も聞いたことがあり、古くなって見向きもされなくなったものが逆に安全になっているのかもしれません。

 なんでもかんでも新しいものほど便利で使い勝手が良いと思い込んでいるのは、最先端の頭の良い人たちで、我々のような少しずつ時代に取り残される世代から見ると、なんとも馬鹿馬鹿しくてもったいない消費社会だなと感じます。


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