おみくじは「吉」

妻沼聖天山で本格的初詣(2017.1.4)

 穏やかな日が続いています。車を運転していると太陽の熱だけで車内が暖かくなり、「もう春なのでは」と思いたくなります。しかし3時を過ぎるとぐっと冷え込んできますね。

 今日から仕事が始まった方も多いと思います。だとすれば初もうで客も減っただろうと思い、今日は本格的な初もうでに行ってきました。行った場所は埼玉の北、妻沼(めぬま)にある妻沼聖天山

 図書館で借りてきた「るるぶ埼玉」に掲載されている場所です。まだ行ったことがない場所なので、一度行ってみようと思っていました。

 自宅から車で1時間弱。駐車場の場所がちょっと分かりずらかったのですが、さすがに車もだいぶ少なく、参拝客も少ないので良い場所に停めることができました。

 そこから歩いて数分。参道の両脇に出店があるのは久しぶりの光景です。参拝の列は20mぐらい。一番後ろに並んで、そのまま10分弱で順番となりました。

 お賽銭を若干入れて、ここでも自身の健康運を祈願。続いておみくじ。もう40年近い前になりますが、高尾山の薬王院に初もうでに行きおみくじを引いたら凶が出てびっくり。

 これは不愉快だというので、場所を変えて違う場所でもう1回おみくじを引いたらまたしても凶。不愉快かつ釈然としない思いで帰宅したことがありますが、なんとその年の2月に父親が心筋梗塞で倒れ急逝

 以後初詣でおみくじを引くときは、毎年すごく緊張します。幸か不幸かその後凶が出たことは一度もありません。家庭内での不幸は私のパートナーが亡くなったことですが、この時は初詣に行っていないと思います。

 というわけで、100円を払って円筒の筒の中に入っている竹の棒?をガチャガチャと揺すり、全体を下に向けて出てきた棒に書いてある番号を見ると7×番。

 おじさんに「7×番です」と告げると傍らの引き出しの下の方から紙を1枚。「そんなに下の方なのか」とちょっと場所が気になりました。

 丁寧に二つ折りにして渡されましたので、ちょっと列を離れて恐る恐る開いてみると、上の方に書かれているのが番号。そしてその横に「」の文字が見え、その瞬間かなりほっとしました。

 私は専門が物理なので運勢や占い、運といったものはあまり信じていないのですが、過去の凶の経験のインパクトが大きいので、おみくじだけは気になります。

 というわけで、その他の部分をその場でざっと確認。特に健康運が気になったのですが、病人本ぷくすべしと書かれているので、たぶんよくなるのだろうと判断しました。

 また冒頭に総合運が出ているのですが、「やみより、つきよに出たるかたちなれば、これよりのち次第に・・・」とまあ、今後少しいろいろなことが好転するだろうということなので、それを信じようと思います。


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