人は人との関わり合い必要

2019.6.2

 26日に日本を出発して6日目。あっという間の1週間で明日がハワイからの帰国日です。幸いにホノルル空港出発は午後2時なので、ワイキキは10時半ごろ出発となり、朝食をゆっくり食べることができます。

 今回のハワイ旅行は、出発数か月前に鼠径部ヘルニア悪化の予兆を感じ、出発前に大学病院に行くと、症状はまだ軽いものの、いずれ手術になりますから日程を予約しますか?と迫られて、旅行が近づいていたので、とりあえず様子を見ますと伝えて出発。

 というわけで旅行中は常に鼠径部の腫れを気にすることになり、いつものようにビーチ沿いを気軽にぐんぐん歩くということができなくなりました。

 (歩きすぎはヘルニアの悪化を招きます)

 というわけでバスを活用して歩く距離をかなり減らしました。その分食べ物に関しては、あまり料金を気にせず食べたいものを食べ、部屋では寝たいときに寝るという方針を徹底。
 
 その結果、朝起きて朝食を食べて、場合によっては朝寝。観光はほとんどなしですが、まあワイキキ周辺の観光地はすでに行きつくしていますから問題なしです。

 というわけで、昼を食べてまた昼寝。食っちゃ寝、食っちゃ寝のハワイアンライフを満喫という旅行になりました。ただそういった形態の旅行でも、最低限の英会話は必要ですね。

 シニアのおじさんでも多少は英語が話せるんだという自信をもってしゃべると、不思議と通じます。英語というのは、アクセントの強さで単語を判別する側面が強いので、やはり少しアクセントを強く発音すると良さそう。
 
 そういったことはハワイやバンコクへの旅行で自然に身に着いたような気がします。日本語は口先でもごもごとしゃべっても通じますが、英語は少し大声気味で話さないと駄目なようです。

 一方日本では電車の逆走事故が発生したようで、これはびっくり。今は走っていませんが、かつては成田空港にも無人のモノレールが走っていて、私も随分利用しました。

 台北空港でもやはり無人のモノレールが走っていますので、世界各地にこういった乗り物が増えているのかなと思っています。人件費の節約ということが目的なのかなという気もしますが、ひとたび事故が起きると大問題に発展しそう。

 同様に車の無人運転も取りざたされ、コンビニやスーパーでも無人レジが増えています。少子高齢化社会ではやむを得ない部分もあるのかもしれませんが、人と人とのコミュニケーションの場がどんどん減っていくなという危機感があります。

 そうなると今でも問題になっている中高年引きこもり以外に、一人暮らし高齢者のコミュニケーションの機会も失われ、ますます孤立化する人が増えるのではという気もします。

 ハワイに来て、英語圏という社会の中で一人で生活していると、スーパーやレストランの注文で交わされる何気ない会話が結構孤立感を癒すなと感じます。

 人は人とのかかわりあいがないと生きていけない動物なのに、現実の生活は極力その機会を減らす方向に動いているような気がします。
  



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