コンビニ来店者数と売り上げ

2019.11.15

 朝6時半に起きるとカーテンの隙間から奇麗な太陽の光が漏れていて、「こりゃいい天気だ」と思いましたが、同時に室温もかなり低下しているのを感じました。

 朝食は、昨晩ほぼ中身を食い尽くした豚汁の汁を使って、豚汁ラーメン。まあ一種の味噌煮込みラーメンみたいなもんですね。食後にバナナを1本食べながら新聞を熟読。

 経済欄に、「コンビニ1.8%売り上げ増」という小さな記事があったので読んでみると、10月の売上高が前年比で1.8%増になったという記事でした。

 原因は2%ポイント還元の対象になったことが販売を後押しと書かれていて、「まあそうかもしれないな」と思いました。一方記事の後半で、客一人当たりの平均額が記載されていて、その額が少ないことにびっくりしました。


 私はほとんどコンビニを使わないので実態は良く分からないのですが、記事には一人の平均消費金額が625円と書かれていてびっくり。要するに弁当代と飲み物ぐらい?そんなに少ないんだという印象です。

 実際私がコンビニに行くときは、朝食や昼食の都合がつかなかった時が多いのですが、飲み物は買わないので、その時の消費額は400〜500円ぐらいのような気もします。

 では1日にいったい何人ぐらい客が来ているのか。ネットで調べてみたらフランチャイズチェーン協会という組織がそのデータを公開していました。

 それによると2019年10月の来客数は1511669000人だそうで、これを全店舗数55688店で割り算すると、1店あたり27145人という結果になります。

 という言ことはこれを10月の日数、31で割ると876人となり、結構大きな数でびっくり。という事は1日の売上高は625×876=547500となり、55万ぐらい。
 
 一ヵ月なら1500万を越すわけで、すごい額のお金が動いているんだなという印象ですが、そこから商品の費用や従業員さんへの給料、お店の光熱費等の維持費用を引き算して残ったものがお店の収入?

 こりやどんぶり勘定じゃできない商売だなと感じます。実は早期退職をしたとき、その後の家計をどうしようか悩んでいた時期があって、フランチャイズのコンビニはどうか?と考えていたこともあるのですが、ここまで採算を計算したことはありませんでした。

 お店のオーナーになれる、という単純な発想でしたが、労働環境に不安を感じて断念。最近たびたびコンビニの労働環境についてのニュースも目にしますが、まあ断念してよかったなというのが偽らざる感想です。

 とはいえ、息子がコンビニで一時期アルバイトをしていたので、その感想を聞いたこともあるのですが、意外にお客さんにおじいちゃん、おばあちゃんが多いという事で、要するに足の悪い高齢者が買い物をしているという実態を知って驚いた記憶があります。

 ということは、今後少子高齢化社会がさらに進むと、車じゃないと辿りつけないような大型ショッピングモールへの客足は途絶え、近隣のコンビニが大活躍という時代が来るのではと思えます。

 てなことを考えながら朝食を終え、今日の午前中は母親の通院の送迎。午後は市民農園と図書館で終了。すでに外は暗くなり始めて、少しずつ冷え込んできました。





うすら寒い1日でした


退職後の生活(5)


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