節約の基本方針

 節約の基本方針ですが、要するに生活を改善するためには、収入の増加と支出の減少しかないわけで、その差が貯蓄増になるわけです。

 しかしながら収入の方は自分の都合だけでは決まらず、昨今の情勢ではよくて現状維持、悪ければ減額もあり得ます。そんな環境の中で貯蓄額を増やすまたは生活に余力を持つためには支出額を減らすしかありません。

 その場合の私の基本方針ですが、例えば現状の家計費すべての1割減を考えます。どうでしょうか?1割なら出来そうな気がするのではないでしょうか?

 具体的にはこうです。例えばスーパーに行って肉を買うとき今まで398円のパックの物を買っていた。これを358円のものにします。40円減ったわけですから1割減です。

 もちろん量が減るのは嫌だという事情もあるでしょうから、そこは肉質をちょっと落とし、あとは料理の腕でカバーするわけです。

 今まで食費が5万円で、いろいろ意識して、もしすべての食材を1割引きで買えたとしたら、食費は45000円になります。また大根を100円で買っても、一部を残してしまったら、それは80円しか使ったことにしかなりません。食材を捨てずにすべて使うことが節約になります。

 衣料品もそうです。今まで3000円の物を買っていたけど、次からは2700円以下の物にしようとか、1割下げるとどうしても質が落ちるから嫌だという人は、買った衣料品を今ままでより1割長い期間使おうと考えれば良いわけです。

 光熱費の場合は、具体的に1割になるのかどうかは分かりませんが、暖房の温度を1℃下げたり、冷房の温度を1℃上げたり、利用する時間を1割減らしたり、シャワーの利用時間を1割減らしたり、流量を抑えたり、ということを意識しています。

 洗濯の場合は洗濯機のコース設定を少し変えてあげればすぐに水道代は1割ぐらい節約できます。食後の洗い物も勢いよく水を出して洗えば、当然無駄な水も増えます。

 交通費ですが、これはなかなか難しいです。一番良いのは車通勤をやめることですが、これは私も実現できていません。ただ車の燃費はかなり意識してます。リッター10km走る車なのに、急発進急ブレーキをかけたりしていれば、リッター9kmしか走らないかもしれません。

 その他諸々ありますが、一般的にはよく保険料の見直しと食費の改善が言われますが、私自身は要するに出ていくお金すべてについて、先月よりも1割削減するという目標があっているように思います。

 ここ数年ず〜っとそのような考え方でやっていますので、朝起きた瞬間から、例えば電気をつけて部屋を明るくするのか、カーテンや雨戸をあけて明るくするのか、と言うことも節約の観点から考える習慣が出来ました。

 洗顔も水は出しっぱなしを避け、流量も必要最低限です。そうやって少しずつ見直しを行ってたどり着いたのが今の現状で、私一人が生活するだけなら月10万は必要ないなと感じています。

 ただし実際にはこれに税金や各種の保険料が必要になり、さらに多少の潤い(レジャー?)も必要だと思っています。 


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