冷暖房を使用しないときの
我が家の使用電力は160Kwh

猛暑によるエアコン使用で電気料金が大幅アップしそうです(2013.7.11)
 
 猛暑の影響でエアコンを使う時間が増えています。リビングには少し大きめのエアコンがあります。すでに購入してから18年ぐらいになり、いつ壊れるかと冷や冷やしながら使っていますが、これまで外のファンが壊れただけで、何とかまだ動いています。

 このエアコンの使用電力が800Wぐらいでした。昨日はこれを5時間ぐらい使用。また夜寝るときはそれより一回り小さいエアコン(700Wぐらい?)をやはり5時間ぐらい使用。また息子も6畳用のエアコン(450Wぐらい)を5時間ぐらい使用。

 ということはエアコンだけの使用電力は800×5+700×5+450×5=9750(wh)。つまり1日で約10(kwh)使ったと言うことです。

 一方先月の電気料金は161kwhで4337円でした。この時期は暖房器具も冷房器具も一切使わないので、1年の中で一番電気料金が低くなる時期です。つまり通常の生活では、これが我が家のほぼ最低の電気使用量となり、これに季節ごとに冷暖房費用が加算されるわけです。

 で、この161kwhで4337円という数値から、かなり雑ですが1kwhの価格を計算すると26.94円となります。この価格は最近毎月のように上昇していることは先日書きました。火力発電の割合が増えた上に原油価格が上がっているという事情があるのだと思います。

 それはそれとして、エアコンを1日使った場合10kwhですから、1日のエアコン代は26.94×10=269.4円となり、だいたいコーヒー1杯分に相当します。

 さらに言うと、寝るときにエアコンを使うのはやむを得ないとして、昼間暑いからエアコンを使わずに涼しいところに外出し、そこでコーヒーを一杯飲むと、実はコーヒー代の方が高くなるというのがこの計算の結果です。

 外出してコーヒーを飲んだ方が家に閉じこもっているより精神衛生上も間違いなく良いわけですが、節約を意識するとこんな事までつい考えてしまいます。

 一方この暑さがひたすら続くと、毎日エアコン代が必要になり、一ヶ月では電力使用量が460kwhに達する可能性があります。そうなると電気料金は、今東京電力のホームページで計算してみると約13000円。とんでもない電気料金です。

 しかしエアコンはテレビでも言っているように適度に使わないと、この暑さでは本当に熱中症になりそうです。その意味ではこの夏は電気料金の負担が大きくなることは間違いなさそうです。

 それでも暑くなって少しだけ節約できることもあります。それはガス代。煮炊きをしているとよく分かりますが、お湯があっと言う間に沸きます。風呂も同様です。

 ただし過去のガス料金の冬場の最大値と夏場の最大値を較べてみると、その差は3000〜4000円ぐらいしかありません。この差額では電気料金の増加分を埋め合わせることはできません。

 と言うことは家計全体の節約をするためには、他の部分を削るしかないのですが、かなり厳しいなと言うのが実感です。先日資産の洗い出しをやって、更に現在の支出状況を勘案し、新たに将来のシミュレーションを作成し直しました。ほぼ数か月ごとに見直していますが(一度作ると20分ぐらいで修正できます)、まあ家計はもちこたえるものの、決して楽は出来ないということがよく分かりました。


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