買う前にちょっと時間を置いて

効率的な家計運用は、無駄な運用の対極(2014.11.6)

 家計の効率化は無駄な出費ということと対極をなしていると思います。例えば前々回の記事で無駄な出費の具体例を書きました。

 ああいった項目を見つめて、それと反対の行動をとることが出来れば、家計は自然に効率的な消費になって行くような気がします。

 例えば一番目に書いた、思いつきや衝動買いをなくすために、ネットでは

・ 給料をもらったら、使い道を分けて封筒に入れて、そこから支出する
・ 買うものをあらかじめメモしておいて、それ以上のものを買わない
・ 財布の中に、一定の金額以上のお金を入れておかない
・ 買いたいと思ってもすぐに買わず、しばらく時間を置いてみる

というようなことが提案されています。実際にそれがすぐに出来なくても、こういったことを普段から心がけているうちに、少しずつそういった生活習慣が身につくのだと思われます。

 ちなみに私が上記4項目で実践しているのは4番目の時間を置くという方法です。スーパー等では衝動買いをすることはほとんどないので、主として衣料品や電気製品等の購入で実践しています。

 先日は古くなり底が抜けそうになっているショルダーバッグを買い換えようと思い、近所のスーパー、衣料品店、デパート等様々な場所を買いものついでに回り、さらにネット通販で値段を確認し、先ずは相場を把握。

 さらに自分がこのショルダーバッグをいつ、どこで、何を入れて使うかを熟考。これによって大きさも決まります。結局私の近所でこういったバッグを買うと5000円以上のものになることが判明。

 私にとっては、旅行時の支出以外では3000円を越すと大金に思えるので、実際に購入するかどうか、結局数ヶ月悩みましたが、なんとたまたま出かけた旅行先のバンコクで好みのものを発見。それが1500円。

 メーカー等は私は問わず、実用性を重視しているので、すぐにこれが良いと思ったのですが、それでもたった1500円の買い物に決心がつかず、結局数日後に再度訪問して購入。といったような買い物をすることが多いです。

 二つ目のコンビニATMの手数料ですが、使ったことはありません。たった100円という感覚はありますが、100万円を1年間預けても、今の利息は250円ぐらいだと考えると、とても利用できません。

 そういった観点から実行していることは、セキュリティの問題もありますが、やはりネットバンキングが便利です。振込み等に出かける必要もないので、時間的な節約にもなり、振込み手数料も銀行によっては0円ですから、利用頻度は大きいです。

 三番目の外食ですが、幸か不幸か私が住んでいるところは埼玉県の片田舎でテレビで紹介されるような場所とは無縁です。ハワイ好きなので、ハワイ関連店がオープンしたという話しを聞くと行ってみたいと思うこともありますが、往復の交通費を考えると「もったいない」という気持ちになってしまいます。

  

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