猛暑で電力需要急が急増?

一杯のコーヒーの価値とエアコンの電気料金(2015.7.26)

 暑い1日がようやく終わろうとしていますが、昨晩は夜になってもほとんど気温が下がらず、結局ほぼ一晩中エアコンの世話になっていました。

 今日は朝からすでに30度近い気温で、6時に起きて、午前中の11時ごろまではエアコンなしでブログ等の更新作業をしていましたが、室内温度はすでに32℃に達し、ついにパソコン部屋での作業を断念。

 リビングに移動し、エアコンを使って最近購入したノートパソコンで更新作業を継続。昼になったので、そばをゆでてざるそば。購入した乾麺は300円ぐらいだった思いますが、3食分ぐらいあるので、1食100円?

 これに若干の海苔と麺つゆが必要ですから、コストは120円というところでしょうか。昼過ぎに買い物を兼ねて車でスーパーに行きましたが、デジタルの温度計を見たら、車外温度は40度となっていました。

 スーパーに到着後、買い物を済ませて、ちょっとだけ飲み物を飲んで休憩するかと思いましたが、併設の食事場所はすでに多くの人で満席。

 家族連れの人は、ともかく子供が冷たいものを欲しがるので、それに付き合わざるを得ないということでしょうか。確かに涼しいところで冷たい飲み物が欲しいなと思いましたが、混雑状況を見て諦めました。

 さらに、ここで200円のアイスコーヒーを飲むのと、自宅でエアコンをかけて2時間休むのとどちらが節約になるだろうかと考えて、自宅の方だろうと判断しました。

 というわけで、この記事を書くにあたって、今東京電力のページで電気料金の計算式を見ているのですが、計算の基本は

 基本料金+第一段階料金+第二段階料金+第三段階料金となっています。で使えば使うほど第三段階適用料金が増えるわけですが、その額は1kwhで約30円です。

 実際のエアコンの電気使用量が何アンペアなのかは、エアコンの大きさにもよりますが、一般的には5〜10Aではないかと思われますので、仮に大型の10Aのエアコンで計算すると、このエアコンが使う電力量は10A×100V×1時間=1000wとなり、これは1kwhに相当します。

 つまり大容量のエアコンを1時間使って30円ぐらいということですから、200円のアイスコーヒーを我慢すれば、エアコンを6時間以上使えることになります。

 というわけで、外での飲み物はストレス解消というメリットはありますが、節約という点からは推奨できないという結論になります。

 それにしても不思議なのは、これだけの猛暑で電力使用量は爆発的に増えているはずなのに、東京電力で発電が逼迫しているというニュースが全く出てきません。

 つまり現状では、原発の再稼働は全く必要ない、という結論になるのですが、急にそういった話題がなくなってしまったのが不思議でしょうがないです。

  
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