国民年金保険料 免除申請とその結果

 最寄りの年金事務所まで車で30分。とあるビルの一角にありました。エレベーターを降りると、申請の内容によってカウンターが違うようで、5つに道が分かれています。

 国民年金の支払いについてというコーナーに向かうと、銀行と同じように受付順の紙を機械から受け取るようになっています。

 全体の様子を見ると、相談しているのは10人ぐらい。すぐに私も受け付けてもらえました。クレジットカードの申請書類をもらい、書き方を説明してもらいその場で記入。

 提出時に来年はどうなるのか、というような話しをしたついでに、実は早期退職をしたので6月分までの支払いが滞っていたんですが、来年は支払いの免除を受けたい、理由は現在パートの仕事しかしていないからと伝えると、なんとそれなら今年も免除の対象になる可能性があるということでした。

 早期退職をした証明書類と申請用紙があれば、考慮してもらえるかもしれないということで、早速その手続き書類をもらって帰ってきました。申請は退職した証明書のコピーと申請用紙だけです。

 申請用紙には現在の住所等を記載し、退職理由を数行、全額免除を希望することを書いて再び年金事務所へ行くとすぐに受理。どうやら離職特例という制度があるようですが、一般にはあまり知られていないと思います。

 こうゆう制度は、事務所に行ってみて初めて分かった事ですので、知らずに正直に保険料を支払ってしまう人もいると思います。その意味では、ある程度は自分で行動しないと節約は出来ないと言うことですが、逆に言うとあまりの不親切さに呆れてしまいます。。

 普通は前年度の所得で年金の額が決まるため、私の場合は適用できないと勝手に判断していたのですが、聞いてみて良かったと思います。書類が受理されれば、後は結果を待つだけです。

 その後10月の終わりに通知が来て、全額免除が認められました。ということで、納付しないことに若干良心の呵責を感じますが、結果的には納めなくても良いことになり、ほっとしています。

 このこと自体については、大変ありがたい制度で助かったなと思っていますが、実はこれは年金事務所に行ったから分かったことで、行かずにそのまま書類を提出していたら、たぶん免除にはならなかったと思いますので、公的な支払いには注意が必要だなと感じました。

 というわけで2010年度の顛末はこれで終了。続いて2011年の顛末です。


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