年金から介護保険料が天引き

2018.10.15
 
 休み明けの月曜日は、毎日が休みの年金生活者も何となく気が重くなるような気がします。ちょっと前に読んだSFの集団意識の作用かなという気もします。

 それでも一応6時半に自然に目が覚めたので、しっかりストレッチ。カーテンを開けると予想通りどんよりとした曇り空。「あ〜あ」と思いながら1階のリビングへ。

 カーテンを開けて、玄関先のポストから朝刊を取り出し、洗顔を済ませ朝食準備。今日はご飯に、メインのおかずが豆腐。冷蔵庫の片隅に放置されていてびっくり。

 賞味期限を見たらすでに1週間ぐらい過ぎていました。消費期限ではなかったので、まあ食べられるだろうと判断して開封。特に味が変という感じでもなかったので問題なさそうです。

 これにアサリの味噌汁をつけて、食後にリンゴを1個食べ、とりあえず朝の行事が終了。息子の出勤を見送り、新聞に集中。すでにネットでもニュースになっていますが、安倍総理が来年10月に消費増税を行うという意思決定をしたようです。

 それに伴って、景気腰折れ懸念を防ぐための対策も講じるようで、その一つが増税分をポイント還元するとのことです。ただし対象となるのはクレジットカード等のキャッシュレス決済が対象になるとのことで、「なんだそりゃ、高齢者いじめか?」とちょっと疑問を感じました。

 私の場合は、スーパー等の買い物では、ポイントを貯めるためにクレジットカードを使っていますので問題なさそうですが、実際にレジに並んでいると、半数ぐらいの人は現金決済です。

 当然ながら高齢者になるほどクレジットカードは所持していない、もしくは所持できない人が多くなりますから、このポイント還元制度は、クレジットカードを使えるような信用のある人が対象になるということです。

 また自動車や大型の耐久消費材の購入に関しては、エコカー減税や住宅ローン減税の拡充を検討するそうで、これもまた高齢者には恩恵が少なそう。

 唯一高齢者でも利用できそうなのが、消費税還元セール等でしょうか。これまでは禁止されていましたが、これが解禁する可能性がありそうです。

  またそもそも誰もが必要とする食料品は軽減税率が適用されるので、高齢者にはそれほど影響はないという見通しもあるのかもしれません。

 とはいうものの、実際に増税が日常生活に浸透してくれば、これまで食品以外で年間100万円ぐらい消費していた人は、その支出が2万円ぐらい多くなる計算です。

 その分収入が増えればいいのですが、サラリーマンならともかく、年金暮らしだとほとんどそういった可能性はなさそうですし、逆に増税による値上がりを意識して、本体価格そのものがじわじわと上昇するのではという気もします。

 一方、つい先日年金機構から支払いのお知らせ通知が来ましたが、内容を見たら年金の支払額の中に介護保険料や国民健康保険料が含まれていて、結局振込額は大きく減額されていました。

 すでにそういった金額については分かっていたことですが、現実に大きな金額が差し引かれているのを見るとショックも大きいです。 
 



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