富裕税の是非

 6時半に起きて、ちょっとストレッチ。朝食はパン。おかずは昨晩作った白菜と厚揚げの煮物。これにアールグレイの紅茶という妙な取り合わせ。食後にミカンを1個。

 朝食を食べながら新聞を熟読。「こんなことを考えている人もいるんだ」と思ったのが、アメリカの大統領選に立候補を予定しているらしいウォーレン上院議員さんが唱えている「富裕税」

 いっぱいお金を持っている人は、現行でもかなり所得税を納めているわけですが、それでも生活に余裕があるなら税金を増やしましょうという考え方のようです。

 年金暮らしの私から見ると、「そりゃいいじゃないか」と思えるのですが、かつては欧州で導入されていたのに現在は縮小中とのことで、「どうして?」という疑問が。

 記事を熟読すると、どうやら課税強化になってから、税を逃れるために富裕層が海外に移住したり、資産そのものを海外に移したりする例が後を絶たないようです。

 まあ誰しも「折角一生懸命働いて得たお金なのに、それを税金という名目でかっさらわれるというのは、何億という資産があってもやはり不愉快に感じる」ということでしょうか。

 一方日本では超富裕層の存在そのものが少ないようで、「富裕税」そのものの議論は低調だそうです。しかし一方で年収数億の人がいて、もう一方で時給900円で家族を養いながら働いている人がいるという事は間違いない。

 だとすればもう少し何とかならないかと考えてしまうわけですが、数億の収入がある人にとっては現状でも重税感は大きいのかもしれません。

 だからこそ消費税という発想になるのかもしれませんが、いつも言われているように消費税は低所得者所帯の人にとっては実に厳しい制度です。

 とはいうものの少子高齢化はどんどん進行。低所得所帯だけでなく、今後は一人暮らし高齢者が激増なんていう記事もよく見かけるようになりました。

 どうすればいいのか?なんてことも良く考えますが、私ごときが考えてもどうしようもない。結局政治家の思想や手腕にかかっている?

 だとすれば、庶民としては日々厳しい目を持って立候補者を選別して選挙に臨まなくてはいけないという結論になりそう。

 ここのところ安倍総理が「桜を見る会」の実施についてかなり低姿勢になっていますが、その様子を見ると、確かにこの件は安倍政権の痛いところを突いたのかなという気がします。

 てなことを考えながら朝食を終了。息子の出勤を見送り、可燃物のゴミを捨てて、いつものように旅行ブログの更新。10時半ごろ終了して市民農園へ。

 しかし特にやることもなく、白菜や大根、ほうれん草の育ち具合を見て満足して帰宅、昼を適当に食べて、午後、今日は埼玉県ではちょっと有名な行田にある「さきたま古墳群」へ。

 ここの資料館を見学し、ついでにウォーキング。展示されている埴輪が想像よりも大きくてびっくりしました。(高さ1mぐらい)

 というわけで帰宅してすぐ夕食準備。食べ終わってようやく落ち着いたところです。 


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