毎日わずかずつの努力ですが

早期退職から5年半が経過して、料理の技術も少し進歩(2015.7.20)

 今日は5時50分起床。昨日は西田敏行さんが主演の「マエストロ」というDVDを見ていました。ボロボロ楽団を正体不明のおじさんが立て直すというストーリーですが、ところどころ「なんでそういう展開なの?」と不思議に思える部分がいくつかあり、???と感じているうちに終わってしまいました。

 運命と未完成という、ウルトラ級の交響曲を題材にした割には、ちょっと押しが不十分。クラシック好きとしては、もっと純粋に楽団を立て直すようなストーリーの方が良かったなと思いました。

 それはそれとして、朝起きて「なんだこの蒸し暑さは」と思いつつ、朝食を食べながらテレビのニュース。ところがいつもとニュースの感じが違う。何でだろうとしばらくようや「今日は祝日だ〜!」と気が付き苦笑い。

 毎日が休みだと曜日の感覚が失われます。さらにこれが進めば、1日の流れも単調な繰り返しとなり、食べて寝るだけとなりますが、そうなると脳への刺激がなくなりますから、脳細胞はどんどん不活性化。

 その結果は認知症?それを避けるためには、様々な刺激を脳細胞に与えてやること。一番良いのは、もっと豊かな若しくは充実した生活にするために何が出来るかを必死に考えること。

 もちろんその中には金儲けの方法や資産倍増計画みたいなものがあっても良いように思います。さらに記憶力や思考力を刺激するだけでなく、ウォーキング等の運動を行うことによって、小脳が刺激され、その刺激が大脳にも及ぶはずですから、これまた認知賞予防に役立ちそうです。

 というわけで、規則正しい生活をつることはひじょうに良いことだと思いますが、それが単調な生活になってはいけないということで、常に前向きな姿勢が必要ということになりそうです。

 さてそんな中、フルタイムから年金生活に移行して、これはずいぶん変わったかなと思うのが、ひとつは海外旅行の回数ですが、もうひとつが料理の技術?

 献立もレパートリーが増えたことによって、安い食材をおいしく食べる工夫が出来るようになり、さらに家庭菜園で出来た野菜を有効利用する方法もずいぶん覚えたなと思っています。

 そう思って過去の家計簿を見てみると、妻が他界し息子と二人だけの父子家庭生活になった直後の一ヶ月の食費(アルコール代や外食代を含んで)は56000円ぐらい。

 それが今は43000円ぐらい。この13000円という差の中に、少しずつ蓄え実践してきた料理のノウハウが生きているのかななんて、ちょっと感慨深く家計簿を見ています。

 しかしここから先が大変。現状では、これ以上はちょっと厳しいかなという限界に近づいているかもしれないなとも感じます。もちろん毎日モヤシだけ食べるなんていう生活もありえると思いますが、それに変わる大きな目的がない限り、お気楽人生が妙に世知辛い人生に変わってしまうような気もします。

 結論は簡単。物事はそう簡単に変化しないけれど、1日1日の小さな変化で、10年後にはそれが間違いなく大きな変化に変わっているということです。

 このブログが10年後まで続いているかどうかは不明ですが、もし続いていたら、この文章を読み返してどう思うか?ちょっと楽しみな気もします。 



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