ゆうちょ銀行の年金口座開設のメリット

ゆうちょ銀行から年金相談会の案内状が来ました(2012.12.1)

 私が年金の口座をどうしようかと悩んでいることを見透かしたかのように、昨日ゆうちょ銀行から「年金相談会(個別)」の案内状が来ていました。

 相談は予約制で12月に3回開催。相談時間は1時間。持参する物は「年金手帳」「ゆうちょの通帳」「印鑑」「年金事務所からの書類」だそうで、印鑑まで持ってこいというのでは、なんだか相談と言うより申し込みではないのかという印象です。

 この案内用紙の他に「年金サービス」に関するパンフレットが入っていました。そこに「年金自動受け取りのメリット」というのが三つ書かれています。

@ ATMの引き出し手数料が無料、ゆうちょ銀行間の送金が無料

というものですが、これって総合口座を利用していれば誰もが無料ではないのかなと思います。

 年金を自動受け取りに設定すれば、それを無料で引き出せると言うものだと思うのですが、自分のお金を引き出すのに手数料をとったら誰も利用しなくなります。

 ゆうちょ間の送金も私はすでにオークション等で結構頻繁に利用していましたから、これも年金関係のメリットとは言えないですね。

A 年金定期の金利優遇

 これがこの間から調べている内容に該当します。店頭表示金利+0.1%というもので、1年定期です。1年を過ぎると自動継続となり、その後は店頭表示金利となります。

 ということは、年金口座の利用をしたとき、1回限りの利用になると言うことでしょうか。退職時に退職金を定期預金したときにも金利優遇がありましたが、それと同じですね。

 要するに銀行側にしてみれば、ほんの少し金利を上乗せして、大きなお金を預けてもらい、そのお金を運用して差益を稼ごうと言うことだと思います。

 しかし1年後に自動継続になって低い金利に逆戻りと考えると、10年ぐらいの長い目で見たら、例えば証券会社のMRFなんかに預けた方が良いのかなとも思えます。

B ときめき倶楽部への入会金、年会費無料

 この倶楽部の内容がよく分からないのですが、どうやらAの定期を預けると自動入会になるみたいです。問題はメリットですが、宿泊・食事等の割引きがあると書かれていますが、具体的なことが書かれていないので、メリットを判断できません。

 そこでネットで検索してみたところ「ゆうちょ ときめき倶楽部」というページがありました。私の好きな旅行について調べてみると、海外ホテルは7〜8%割引きになる事があるみたいです。ざ〜っと見てみましたが、そこそこ使えるかもしれません。

 しかしこの年金定期の預け入れ額の下限は1000円みたいですから、最悪1000円の定期預金をすれば、この倶楽部への加入資格が出来る、と言うことですね。


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