年金の見通しは暗い、解決策は?

2019.8.28

 寝やすかったのか、6時50分に起床。朝食はご飯というか昨晩作った親子丼の余り。しっかり食べて、果物を食べようと思ったらバナナがない。買い忘れていました。

 新聞を見たら、年金の算出モデルである「モデル世帯」について疑念を表する記事が出ていました。モデル世帯というは40年間年金保険料を払い続けた夫婦で、なおかつ専業主婦というのが定義のようで、実態とあっていないという内容です。

 掲載されたグラフを見ると、1980年ごろの専業主婦世帯は1100万世帯だったのに、その後はどんどん減少。2017年には650万世帯ぐらい。

 一方共働き世代は600万世帯から倍増し1200万世帯。完全に逆転しています。さらに、この中に40年間年金を払い続けることができた人はいったいどのくらいいるのかと考えると、モデル世帯ではなく、理想世帯といっても良さそう。

 昭和初期の猛烈サラリーマンなる言葉がよみがえってきますが、要するに実態を反映していないモデル世帯なるものを取り上げて、年金財政の検証が行われているということになり、実態と合わないじゃん、ということになりそう。

 厚労省は「過去からの連続性」にこだわっているようですが、これまた言い逃れに過ぎないようにも感じられてしまいます。まあそれだけ年金の現実が厳しいということを私自身ヒシヒシと感じているということです。

 たぶん実態に合わせたモデルで年金額を計算したら、かなり低い数値になることも分かっているのではと推測しています。しかし隠せば隠すほど、年金への不信は大きくなります。
 
 一方消費増税が目前に迫ってきて、増税前に何を買うべきかというような記事も週刊誌に乗るようになってきました。新聞記事では「買い物を減らすしかない」という見出しになっていますが、低所得者の場合、買い物を減らす=食べ物を減らすということに直結しそうです。
 
 我が家の私の海外旅行を除いた家計費というか、年間の生活費は130万ぐらい。増税2%の影響は単純計算で2.6万。一か月で2000円ちょっと。(食費は増税の影響がなさそうなので、もう少し少ない数値になるかも)

 まあ何とか耐えられるかなと思っていますが、同時に今後は年金の減額もあり得ることを考えると、長期的には安易に喜んでばかりもいられません。

 そもそも今の家計状態で一か月2000円を節約するためにはどうしたらよいかと考えると、これまでひたすら節約して今の支出に落ち着いている状態なので、これ以上削るものはないというが実感です。

 私の場合はたまたま現役時代からの貯蓄があるので、海外旅行にも行けていますが、やがてこの費用にも手を付ける必要が出てきそうで、そうなるとおちおち旅行にも行けないということになりそう。 

 まあ先は暗いなと思いながら新聞を読み終わり、息子の出勤を見送り可燃物のゴミ捨て。その後はいつもと同じでブログの更新作業。完全に習慣化しています。

 ただ今日はその後良いことが。持ち株のウェルシアの株価がアップ。ようやく僅かですが利益が出てきました。

 先日もちょっと書きましたが、日経225の上昇率よりTOPIXの上昇率の方が大きくなっている傾向なので、中小型株の見直し相場が始まったのではと思っています。





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