弁当のおかず(シャケ編)

 弁当作りで大変なのはおかず。なんだかいつも同じようなものになってしまいます。50代後半のおじさんが朝から息子の弁当を作っている姿を想像してください。

 別に侘びしいとか寂しいとかは感じていませんが、大変だなあという印象はぬぐえません。おかず作りもだいぶ手早くできるようになりました。(同じものばかりですから)

 先ずは冷蔵庫からシャケを取りだし焼きます。シャケはスーパーで買ってきますが、白ジャケ、紅ジャケだけならまだしも、トキジャケなどもあり、さらには似たような魚でサーモンとかもあります。また冷凍のシャケもありました。

 この中からどれを選ぶか。最初の内はまったく区別が付きませんでしたが、最近は先ず養殖物を避けます。理由は、養殖の魚の餌は脂肪分が多く、体がでかくて太っている割りに身が締まっていない、という固定観念を持っていること。

 さらにハマチなどの養殖では、以前は背骨が曲がった奇形の魚が出ていたことを知っています。餌のせいではないかもしれませn。狭いいけすに多数の魚が泳いでいることが原因かもしれませんが、やはり見た目は気持ちが悪いものです。(釣りが好きだったので知っています)

 これらの魚も切り身になってしまうと元の形は分かりません。というわけで養殖はパス。次に価格です。一切れ200円以下が私の基準です。これ以上のものは買いません。

 またシャケの冷凍食品もありますが、これは一度使ってみて諦めました。理由は身がピラピラで、しかも歯触りが悪い。やけにしょっぱい。これではいくら便利でも使う気になれません。

 またスーパーの店頭で安売りしているような切り身も買いません。産地や養殖物かどうかがはっきりしないからです。育ち盛りの子供には品質の良いものを食べさせなければいけないと思っています。

 さて 天然物で一切れ200円以下という厳しい?購入基準をクリヤすると、次は塩加減です。甘塩とかの表示がいろいろありますが、これらの区別についてはあまり神経を使っていません。

 素材が良ければ味は良いはずと思っています。ただ保存料や添加物は一応見ています。 普通のシャケには使われていませんが、着色料の類は一切拒否。

 というわけでようやくの思いで買ったシャケをレンジの下にある魚専用のコンロで焼きます。魚の下にはアルミ箔を敷き、熱を逃がさないように工夫。

 焼く時間は適当。最近はシャケを焼いて、卵焼きの準備に入り、溶かした卵をフライパンに入れる頃シャケをひっくり返すことで、時間を効率よく使うようになりました。

表紙に戻る 食事 卵焼き