人口減少と高齢化でビール離れ?

ビール類の出荷が最低更新(2014.1.17)

 学生時代からアルコールを飲み続けているので、半ばアルコール依存症かなと思っています。

 そんな中、年明けから軽い風邪をひいていたにもかかわらず、「たかが風邪だ」と思ってビールや焼酎を飲み続けていたら、どうやら免疫力が衰えていたらしく、咳がとまらない症状に。

 さすがに「これはまずい」と思って、ここ3日間ほど1年ぶりぐらいに断酒。医者に行き咳止めをもらい、真面目に薬を飲み、夜は10時に寝て、翌朝は出来るだけ遅く起きるということを繰り返して、ようやく快方に向かっています。

 もともと病気には弱い人間なのに、鼻風邪だと侮っていたのがいけないようで、酒を飲むと免疫力も下がると言うことに以前は気がついていたのに、最近体調が良かったのですっかり忘れていました。

 というわけで、やはり60歳を越すと酒を飲みながら風邪を治すなんてのは、体には負担だったんだなと改めて感じました。

 しかし飲むと言っても、旅行時以外は自宅で、ビールと焼酎をビール大瓶換算で1.5本程度です。20代から30代にかけては仕事上のストレスもあったためか、大瓶換算で毎日3本程度は飲んでいたと記憶しているので、ずいぶん減ったなと言う印象は持っています。

 それはそれとして、今日の新聞に「ビール類出荷 最低更新」という記事が出ていました。

 記事にはグラフも掲載されていて、最盛期は2004年で5.1億ケースぐらい。その後ジワジワと減り続け昨年は4億3357万ケースぐらい。(1ケースは大瓶換算20本だそうです)

 減少率は15%。特に一時期もてはやされた発泡酒の割合が減っています。しかし私には、この発泡酒といわゆる第3のビールの違いもよく分かりません。

 (好んで飲んでいるのはサッポロの「麦とホップ」。私はアトピー持ちなのですが、このビールはアトピーにあまり影響がないように感じています)

 減少している原因は「人口減少」「高齢化」「若者のビール離れ」と記事に書かれていますが、第3のビールが伸びている事を考えると、やはり価格の影響も大きいかなと思えます。

 若者や女性には口当たりが良いらしい缶チューハイが100円前後なのに、ビールは350ml缶でも200円近いのでは、このご時世では「買えない」と判断する人が多いような気もします。

 高い原因は、価格の3分の1をしめる酒税にも一因があるように思えます。新聞記事では、各メーカーは今後高級ビールは伸びると考えているようですが、個人的にはどうかなあと疑問符が付きます。
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