退職後に後悔したこと(2016.7.8)
昨日は、人生の最後が見えてきたときに後悔することについて書きました。しかし私はまだ63歳で、シニアという言葉が妥当かどうかも疑われる年齢です。
そこでもう少し年齢を前倒しして、今の年齢でやっておいたほうが良いことは何だろうかと考え、他の人がリタイヤ後に後悔した項目をネットで調べて、今の自分と比較してみようと思いました。
ちなみに、退職後に気にすることの代表的項目は、自身の健康、家計の見通し、生きがいやも生きる目的であるということは分かっています。
そういったことを念頭に置いて、実際にすでに退職した人がどんなことで後悔しているのかという事を調べてみました。ただ公的なアンケート調査みたいなものはないので、いくつかのページを参考にさせてもらい、ここには項目を列挙したいと思います。
ちなみに書いた順番に意味はありません。見つけた順です。接頭語として「現役時代に・・・」という言葉をつけると分かり易いと思います。
・ もっと貯金をすべきだった
・ 歯の治療を行うべきだった
・ 趣味を見つけるべきだった
・ 友人をもっと多く作るべきだった
・ 親や子ともっと話をすべきだった
・ 地域住民と交流すべきだった
・ もっと運動をしておくべきだった
・ 暴飲暴食を控えるべきだった
・ たばこをやめるべきだった
・ もっと勉強すればよかった
・ もっと旅行に行っておけば良かった
まあ他にも調べれば調べるほど、後悔やら愚痴ともつかないような、ため息しか出ない項目がいっぱい出てきます。しかし逆に言えば、大半の人が、こういったことを十分にやり遂げない状態で、いつの間にか退職年齢に達しているという事です。
要するに、多数の人に共通する後悔というのは、多数の人がなかなか達成できない項目であるという事です。であるなら、退職時に上記の項目の中のいくつかでも達成できていれば、それはかなり充実した老後が期待できるという事なのかもしれません。
マネー雑誌と同じ論法ですが、退職までに3000万の貯蓄なんて言う宣伝文句が表紙に並んでいますが、私は「なるほど3000万というのは、普通の庶民にはなかなか手が届かない金額なんだなと判断しています。
さて上の項目に該当するものはあるでしょうか?私の場合は、貯金はなんとかクリア。趣味は今もいろいろあり、旅行も楽しんでいます。
実家の母親は息子とのコミュニケーションも、まあ現状では不満がありません。運動は元々体力がなかったのでウォーキングで十分と感じます。たばこは20代でやめました。
そういった状況を考えると、手前味噌ですが、現状はかなりうまくいっているように思えます。