平均寿命、健康寿命、平均余命

2019.1.29

 66歳になって感じたこと。70歳にぐっと近づいた感じです。57歳で早期退職をしたとき、家計の経済シミュレーションを何回も行いましたが、その頃に平均寿命という語句とともに健康寿命、平均余命という言葉も知りました。

 その時初めて平均寿命と言う言葉の定義は、その年に生まれた0歳児の平均余命のことであって、すでに50代、60代になっている人間には適用できない数字であることを知りました。

 ちなみに今ネットでパパッと調べた2017年の日本人の平均寿命は男性が80歳ぐらい。女性は86歳ぐらいで、早期退職をしたとき、最初はこの数字で将来を考えていたので、「あと23年かあ」と漠然と考えていました。

 しかしその後このブログでいろいろと記事を書くようになって、次に関心を持ったのが健康寿命。フルタイムの仕事から解放されてから、つくづくこれは大事だなと感じたのが自身の健康。

 まさに健康こそ財産であり資産であるという認識ですね。で健康寿命ですが、定義は自立して健康で活動的に生活できる年齢ということで、これも今分かる範囲で調べてみると男性が71歳ぐらいで女性が74歳ぐらい。(調査年齢によって数字は変わります)

 ということは57歳で早期退職すれば14年間しかない。66歳から考えればあと5年しかありません。それまでは好きな海外旅行にガンガン行けたとしても、その年齢を過ぎれば必然的に行動範囲は縮小するはずで、それによって生活費も減るはず。
 
 なんてことまで分かってしまい、だったら誤差を考えて75歳までは、行く気力と体力があったら、行けるときにどんどん海外に行こうという考えに代わりました。

 そうやって57歳から66歳になり、この9年間でハワイやバンコク、ケアンズ、クワラルンプールに20回以上出かけていると思います。

 そんな中、ここ数年「人生100年時代がやってきた」という語句が週刊誌の見出しを賑わせるようになっています。根拠になっているのは、平均余命という数字ではないかと思っているのですが、これは現時点の年齢であとどのくらい余命があるかという平均値ですね。

 というわけでこれについても分かる範囲で調べてみると、現時点で66歳の私の平均余命は、65歳の方のデータで約19年。66歳なら18年ぐらい?

 つまり今66歳の人は、84歳ぐらいまで生きる方が多いと言うことです。私の場合は幼少の頃から虚弱児と呼ばれ、体育は大嫌い。

 小さい頃は喘息、思春期になってからはアトピー。さらに働き出してからは高血圧、痛風、そして最近はクモ膜下出血と常に何らかの病気と向き合ってきた人生なので、まあ頑張って75歳ぐらいまでの人生ではと思っているのですが、まかり間違えば85歳ぐらいまで生き抜く可能性もあるようです。

 というわけで、今後の生き方ですが、75歳まではやりたいことをやって、それ以降は体力の低下に合わせて生活レベルが徐々に縮小し最後を迎えると言うことなのかなと予想できるので、それに合わせた資産の運用をしないといけないな思っています。



健康寿命の数値は目安程度


老後の人生観3


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