任意加入の医療保険を見直す

任意加入の保険を見直す(2012.5.8)

 各種税金の支払時期には任意で入っている生命保険と医療保険の請求も来ます。そろそろ保険金額の見直しも行わないといけないなと思い、昨年度の契約内容を改めてみています。現役時代からず〜っと入っている掛け捨て方の保険なので、見直しを怠っていました。

 これまでは家族全員の分を、毎年8万前後を掛け捨てで払ってきました。これを15年以上繰り返していますから単純計算で120万ぐらいが保険料で消えた計算になります。

 しかし、実は連れの入院に際して、これよりももう少し多い金額の保険金が支払われましたので、掛け捨てでやって来たことによって大損したということにはなっていません。(損得勘定だけで考えればですが)

 その後息子と二人だけの生活になり、掛け金額は6万前後に減少。今この金額を見直しても良いのではと考えているところです。

 これから考えることは、例えば明日急に私自身がこの世からいなくなったとき、残された遺産で息子が生活していけるかどうかということと、もう一つは何らかの病気で私自身が長期入院を余儀なくされたとき、家計が持ちこたえるかという二点です。

 前者の場合は、すでに私は退職金をもらい、さらに万が一のことがあれば遺族年金が支給される(子供が18歳以下の場合)と思うので、経済的な問題はなくなりつつあるように思えます。つまり死亡に関する保険金はそれほど高額なものは必要ないと言うことです。

 また私自身が入院した場合ですが、高額療養費制度というのがありますので、私の場合一ヶ月の医療費の上限は35400円になるのかなと思います。(低所得者の区分で考えています)

 とするとその他の入院用品も含めて、月5万円程度の保険があれば良いことになります。従って長期入院時の保険金額は1日あたり50000÷30=約1700円という結果になります。

 これは現在入っている額、1日あたり5000円のおよそ3分の1ですから、さらに掛け金を減らす事が出来るなと思い始めました。

 一方、あらためて契約書に付随しているパンフレットで掛け金を見ていたところ、61歳になると保険金額がぐ〜ンと上昇することに気がつきました。まだ2年近く余裕がありますが、いずれ医療保険についてもきちんと調べないといけないなと思い始めました。

 テレビでも外資系の医療保険のコマーシャルがよく流れていますが、今までは鬱陶しいコマーシャルだと思いつつ聞き流していました。今後は少し注意を払おうかと考えています。

 60歳を過ぎてから医療保険の額がぐ〜んと高くなるのは、私が入っている保険だけの現象なのか、他の保険もそうなのか、これについても興味があります。

 なお私が入っている保険は教員の加入が多いようなので、その掛け金が61歳以降急に上がる(倍以上です)と言うことは、教員は退職後病気になる可能性が大きいということを表しているようで不気味です。


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