具体的な数字で総収入を計算すると

退職後の総収入の具体的計算(2013.2.8)

 早期退職をしてから、人生を全うするまでいくらぐらいのお金を収入として得ることが出来るのか、ということですが、自分の仮の寿命を85歳として、もう少し具体的に書いてみます。

 なおこの85歳という年齢を延ばすと、年金の合計額が増えます。(またこれは私の例に近いと思いますが、私のデータをそのまま使っているわけではありません)

1 退職金

 今調べてみたらサラリーマンの退職金の平均額はキリの良いところで2000万前後になるみたいですから、仮にこれを2000万とします。

 ただし早期退職等で勧奨制度が適用される場合は、これに200〜1000万ぐらいプラスされる可能性もあります。仮にこれを300万とします。

2 退職後の給与所得

 この計算も人それぞれですね。まったく仕事をしない人もいれば、転職してバリバリ稼ぐ人もいるはずです。仮に年収200万として5年働くいたとすると1000万です。(私はこの項目は非常勤講師収入しかなかったので、かなり少ないです)

3 公的年金

 65歳から老齢年金がもらえますが、早期退職者の場合は満額もらえるとは限らないので、これを少し低く見積もって年額60万とします。すると65歳から85歳までの20年間で60×20=1200万円もらえることになります。(夫婦の場合は2倍?)

 また共済年金や厚生年金もあります。これも少し低く見積もってを月15万とすると、年間180万。これが20年間で180×20=3600万。これが一番大きな額です。

4 私的年金

 私の場合は年金財形を利用したりしましたが、、これの無税限度額が550万だったと思うので、500万ぐらいあると仮定します。

5 退職時の預貯金

 上記の財形等を含まない預貯金がいくらあるかです。これも人に寄りますし、株式投資等を行っている人は、購入時の株価で考えるか、その時新聞紙上で発表される株価で考えるかでも計算の仕方が異なります。また多額の投資を行っている場合は配当や利息も本来は考慮しないといけません。

 これらをすべて含めて仮に500万とします。

 以上の合計が退職時から85歳までに得られる総額となるはずです。あえて言うと、私の場合はこれに副業のプラスアルファもあります。

 というわけで合計すると2000+300+1000+1200+3600+500+500=9100万という大きな数字になります。


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