仮のシミュレーションでは

総収入と総支出はほぼ同額でしたが・・・(2013.2.14)

 ここまでのまとめを少し書きます。先ず85歳までの総収入の予測ですが、私の場合に近いですが年金等の計算は65歳からの20年間としましたのたで、これから退職する方のモデルプラント考えてください。

退職金+勧奨によるプラス+公的年金+私的年金+退職時の預貯金
=2000+300+1000+1200+3600+500+500=9100万という結果でした。

一方予想できる範囲での総支出は、現在の生活実態を考えて(これは我が家の実態に近い支出です)

生活費+住宅ローンの残債+高校・大学の教育費+税金・保険料+遊興費+リフォーム・車の買い換え
4000+500+1000+1120+1750+400=8770万

 昨日の残金の計算が一部違っていましたので、この後修正するつもりですが、これで残金は330万。

 それで大丈夫かという気がしますが、途中で何らかの予想できない事が起きた場合は、いわゆるレジャー費として考えていた部分を減らせば、生活が破綻することはないなとも思えます。

 というわけで、早期退職をしたころに、これとはちょっと違う方法で(後日また説明します)将来のシミュレーションをしたとき、やはり節約してそこそこ遊んでも、順調にいけば生活は破綻しないという目処がつきましたので、自分の体調不良と相談して早期退職に踏み切ったという訳です。

 ただこの計算には昨日書いたように私自身の将来の医療費が含まれていません。例えば長期入院という事態になり、高額療養費の適用を受けたとして、低所得者の場合は月35000円ぐらいが限度額で、それになんだかんだと食事等の代金が加算されて月5万と考えると年間60万。

 これは当初設定したレジャー費の額に相当します(ちょっと足りないかもしれませんが)ので、入院中は旅行にも行けないはずですから、それをそのまま充当すればなんとかなるという考え方です。

 ただし老人ホームで生活と言うことになると話はかなり違ってくると思います。しかし実際にそうなるかどうかは不明ですから、現時点でそこまで予測して悲観してもしょうがないのではと思っています。

 なおこの計算で行くと、遺産の相続となったとき、息子にはほとんど現金が渡らないと言うことになりますので(家は残りますが)、現状の世の中を考えるとちょっと不安だなという気はしています。

 そこで早期退職を考え始めた頃からネットでの副収入を目指して努力してきました。結果的には、早期退職後3年間でなんとか軌道にのりつつあり、月5万円程度の収入が確保できています。年金補完の副収入という考え方です。

 このまま健康を害さないようにブログ等を書き続ければ、今後もそれなりの副収入が得られそうだと言う見通しもついていますので、その意味でも年に1回はハワイへ、なんて割と強気でお気楽な生活が実現できそうだと思っています。

 ただ今回の総収入と総支出の総額を比較するシミュレーションでは、実は不安なことが一つあります。それは特定の年度に大きな出費があると、その時点で資産がマイナスに転じる可能性があるということです。これについては明日以降説明したいと思います。


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