60歳になって資産の見直しを行いました

定年退職後の将来設計(2013.7.5)

 4月から晴れて定年退職者の方達と同じ年齢となり、早期退職者とはちょっと違う感覚に浸っています。早期の時は、やむを得ない理由だったとはいえ、ほんの少しですがフルタイムで働いている方に対して引け目みたいなものを感じていました。

 今は大手を振って「正規退職者の仲間入りじゃあ」と宣言しているわけですが、6月も終わり、そういった生活が三ヶ月経過したことになります。

 そこで昨日改めて、早期退職ではなく年金生活者として今後の家計をシミュレーションした方が良さそうだと思い、4月を基準にした将来計画を作り直してみることにしました。

 で最初にやったことが、昨晩ですが先ずは不動産を除いた資産の把握です。最近はネットバンキング等、ネットを使って預貯金の現在高を知ることが出来るので、思い立ったときにすぐ把握できます。

 余計なことですが、便利なもんだなあと思いつつ、ある日ある時コンピューターの誤作動で0が一つ消えたらどうなるんだろうか、なんてことを心配したりもしています。

 (逆に増えれば黙っているかも?いやそれは犯罪ですね)その意味では東日本大震災での預貯金の扱いがどうなったのか、あまり報道されませんが気になってはいます。

 話を戻して、そうゆうわけで、ゆうちょ銀行や都市銀行の口座をみて、流動性のある普通預金、あまり流動性のない定額や定期預金を先ず確認。

 次に証券会社にあるお金の確認ですが、これが面倒です。たいした金額ではないのですが、企業の決算と同様、投資額で考えるのか、時価で考えるのかが問題です。

 結局今回は投資額で換算。実際にはミニ株の塩漬け銘柄とかもあるので、時価は投資額を下回っています。さらに投資信託を専門とする会社に残っているお金。これも投資額で換算。と言ってもアベノミクス?の上昇でかなり売却しましたので、現在残っているのは「さわかみ投信」だけです。

 まだあります。(個々のお金の額は少ないのに口座数だけが多いというのは問題だなと思っています)フルタイム時に積み立てた年金財形。すでにここから少しずつ引きだしていますので、数か月ごとに数字は減っています。

 そして早期退職時の生活を何とかしようと思って退職金の一部を使った個人年金。これも数か月ごとに減少しています。 
 
 最後が外貨。ハワイ旅行が好きで、20年近く夏はハワイに通っていますが、面倒なのでハワイの銀行に口座を作ってそこにドルをストックしています。これは為替の額によって日本円が変動するのですが、預金額は分かっているので円に換算した額を資産として計算。

 以上のものをすべて合計したものが現在の手持ちの資産です。これに今後もらえる年金を加算しながら、生活費や税金保険を差し引いていくと、将来計画のシミュレーションを作ることが出来ます。

 なお早期退職時に大きな額の支出として考えていたリフォームや車の買い換えが終わったので、後は息子の学費が大きな出費になるだけです。

 これでシミュレーションもずいぶんすっきりしてきました。問題はそれで赤字転落するかどうかですが、たぶん大丈夫、と言うのが現段階の予想です。


表紙に戻る 生活設計2 早期退職後の生活費