早期退職を成功させるためには

早期退職で失敗する原因(2014.2.24)

 早期退職関連のこのブログを書き始めて3年半ぐらいでしょうか?時々、すでに退職された方、これから早期退職予定の方からコメントや励ましの言葉を頂き感謝しています。

 私の場合は、早期退職直前の数年間、かなり精神的に追いつめられ、それが身体症状にまで表れるようになっていましたが、3月から4月になった瞬間、それらの不快な身体症状や精神症状が霧のように消えていき、自分でもそれまで抱えていたストレスの大きさにびっくりしました。

 そんな中、上にも書いたように、マスコミではあまり取り上げられませんが、かなりの数の方が早期退職を希望、予定、またはすでに実行されているんだなと言う感触を持っています。

 幸いにも、私のブログにコメントを寄せていただいている実行済みの方のほとんどは、早期退職がうまくいっている方が多いように思います。 

 すでに海外移住も行っている方からのコメントも頂いていますので、「なるほどなあ。先をきちんと予想して行動している人も多いんだな」と実感しています。

 とはいうものの、早期退職をしたいけど出来そうもないとか、実行したけど後悔しているという方もいるだろうなとも思っています。

 そこでちょっと視点を変えて、早期退職で失敗する場合の要因を、ネットで探ってみることにしました。以下順不同で、今回は再就職に関して箇条書きにしてみました。

・ 退職後の再就職企業が見つからない、若しくは自分で見つけられない

・ 退職後に立ち上げた起業で失敗

・ 事務職や営業職だけを経験してきたために、応用が効かない

・ 就職に有利と思われる特別な資格を取得していない

・ 採用する予定がないのに、求人広告を出す企業もある

・ 職務の内容が不明確で、就職後にまったく違った業務をさせられる

・ 早期退職後の仕事について、具体性を欠いたまま早期退職してしまった(させられた)

・ ネットの時代になり、昔の営業職のスキルが通用しなくなった

・ 早期退職後年収が激減した

・ 多額な退職一時金で無駄遣いしてしまった

 調べてみるといろいろ出てきます失敗例は参考になることが多いです。今後早期退職を予定している方は、成功例でなく失敗例もあらかじめよく勉強しておくことが必要であるような気がします。

 最悪、まったく無収入でもぎりぎり何とかなる、と言う確信が持てないと、なかなか最後のステップには踏み出せないと思われます。


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