改めて会社四季報を眺めてみると

株式投資に再チャレンジ(2014.6.6)

 先日も書きましたが、57歳の早期退職以来家計簿をつけ、そのデータを元にして、今度は貯蓄や年金、その他の非常勤講師やネットからの副収入の額を加え、80歳から85歳ぐらいまでのシミュレーションを作ってきました。

 このシミュレーションはほぼ半年ぐらいごとに、日常の生活費以外の新しいデータ(税金や保険料、教育費、レジャー資金等)を付け加え、見直しをしています。

 その結果、早期退職をしたあとギリギリの節約生活をすれば、家計はなんとかもちこたえるという、もっとも悲観的な予想をしたときよりも現状はかなり良いということが分かってきました。

 もし上記の悲観的なシミュレーションが破綻したときは自宅を売却して急場をしのぐという背水の陣まで考慮して早期退職に踏み切ったわけですが、そういった意識があったせいか、逆に順調にほぼ4年と二ヶ月が経過してきたといえます。

 そういった視点で、改めて現状を考えると、後3年弱で息子は大学を卒業し、自分でお金を稼ぐ年齢になりますので、いわゆる子育てから解放され、教育費や子育てに関する生活費の負担も軽くなります。

 ということは、後二年半分の学費と交通費等で500万程度必要になると思っていますが、そこを過ぎるとこういった大きな額の資産の減少はなくなり、収支はほぼ均衡するかなと予想できます。

 というわけで、これならなんとか自宅を売却せずに、現状の暇があると旅行に出かけるという、かなり悠々自適の生活を維持できそうだと言うことが分かって来ましたので、現在まったく手をつけていないというか、銀行の低金利で預けていた資金や証券会社に預けっぱなしにしてあった資金を元にして再び株式投資に挑戦してみようと考え、楽天証券にNISAの口座を作りました。

 楽天証券は以前も利用していましたので口座そのものはあったので、何回かの書類のやり取りにより手続きは終了。実は以前大和証券にも口座を持っていて、そこにミニ株や外貨があったのですが、これもすべていったん現金化して、それらを楽天証券の口座に移動。

 というわけであちこちから眠っていたような資産をかき集め、株式投資の資金として先ずは100万円ほどで再チャレンジに踏み切りました。

 で最初に図書館に行って半年ぐらい前の大判の会社四季報を借りてきました。とりあえず昔やっていた当時の雰囲気を思い出そうと言うものです。
 
 四季報を見て思ったことは、新しい名前の会社が増えたなあというのが第1感。次に古い会社(と言っても私が投資をしていた10年ぐらい前に古いと思っていた会社です)も相変わらず存続していてがんばっているんだなと感じました。

 次に古い会社も新しい会社も含めて、業務内容を見ていくと、以前は圧倒的に製造業が多かった印象ですが、今はIT関連やサービス業の企業が増えているんだなという感想を持ちました。日本の産業構造がここ10年ぐらいで変化していると言うことだと思います。

 さらに気になっていたのが、昔私が持っていた企業の株価が今どうなっているかです。長期投資をすれば一般的に儲かると言うのが株式の指南書には書かれていますが、実際どうなのか?

 この間10年ぐらい新聞の株式欄はほとんど見ていませんでしたので、当時の株価が今はどう変化しているのかと言うのは大きな関心ごとです。

 幸いに以前行っていた投資の実践記録ファイルの一部がハードディスクの中に入っていたので、それを見ています。結果については明日書こうと思います。


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