アフィリエイトの題材選び

 ブログやホームページを作ろうと思ったとき、ではどんなテーマで書いていこうかと誰もが考えます。このとき将来これらのブログやホームページをアフィリエイトに活用しようと思うと、さらに題材選択に迷うと思います。

 アフィリエイトは自身のブログやホームページに広告を掲載して、本文を読んだ方にあわよくば広告をクリックしてもらい、さらに商品を購入してもらうというシステムですから、それをあらかじめ意識するかしないかで、題材の選び方は大きく異なります。

 つまり広告のためにブログやホームページを作るのか、それとも好みのブログやホームページを作って、それに適当な広告を載せるか、という二つの選択肢があるということです。

 しかし初めてブログを作る人がいきなり広告のことまで考えて題名やページの内容まで踏み込むのは相当難しいと思います。

 一例をあげると、私はハワイ旅行が好きなので、広告という言葉からは最初にツアーと言う語句を連想して、ツアー会社の広告、さらにはJALやANAの広告を載せたらどうかと考えました。

 そこでこの計画に沿って、例えば「私の海外旅行」と言うような題名にして、自分がJALを使ったときの体験談みたいなものをブログに書いたとします。

 さて、この体験談でJALを使って良かったという内容を書いて、広告をクリックしてもらうというのが目的ですが、例えば予約がスムースだったとか、座席や食事が良かったとか、フライトアテンダントの笑顔が良かったとか具体的にいろいろ書いていって、はたして何回更新できるでしょうか。

 あるページにそれらのことをきちんと書いたら、次の日は何を書くのでしょうか?JALの会社概要やJALが行っているツアーの紹介というのをやったとしても10回ぐらいの更新で終わってしまうのではないでしょうか。

 その10回程度のブログやホームページにアクセスする人が何人ぐらいいて、そのうち何人が広告をクリックし、さらに実際のチケット購入まで進むでしょうか。(そもそもそのようなページ数の少ないブログやホームページは、広告掲載をすることを認めてもらえないかもしれません)

 そう考えると、ものを売るというのはつくづく難しいと思います。だいたい素人がブログで書けるような事は、他の人も書いていますし、JALのホームページにいけば、さらに詳しい説明があり、わざわざ広告をクリックしなくてもチケットを買うことも出来ます。

 結局、物を売ると言うことに最初から注目して、ある商品について徹底的に売り込むということはその商品知識について具体的にかなり知っていないといけないということです。従って、どちらかというとアフィリエイトに慣れた方がやることではないかと思っています。

 一方、自分が書きたいことを書いて、それに関連する広告を探すという方法は、一見効率が悪いし、関連する広告がなかったりして、書くだけ馬鹿を見るということも多いのですが、書きたいことならば継続は容易ですから、やがてアクセス数も増え、関連する広告の種類も自然に増えてきます。

 というわけで、どうせ作るなら途中で簡単に投げ出すことがないような、自分が書きやすい題材を探すのが良いのではと思っています。


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