老後に新境地を開拓?

心理学者が予想する、老後の心理の変遷(2015.8.16)

 今日は午後3時過ぎから家庭菜園の除草を2時間ほどやっていました。蒸し暑いものの、まあなんとか汗をかきながら作業が出来ます。

 作業を終えて自宅に戻り(と言っても歩いて100m弱ですが)、今度は夕食準備。今日は蒸し暑いのでカレーにしました。いつもよりちょっと大目にカレー粉を入れたら、かなりスパイシーな味になり、こんなに変わるもんかとちょっとびっくり。

 ちなみにルーは市販の「ジャワカレー」の中辛を使っています、肉はカレー用のポーク。ニンジンをスーパーで買ってきて、タマネギとジャガイモは自家製です。

 5時半から始まる、歌丸さんのいない笑点を見ながら、いつものギャグについ笑ってしまいながら、じっくりと煮込んで6時過ぎにほぼ完成。

 我が家の夕食時間は6時半が原則。この時間に食べられるようにいつも調理時間を調整しています。今日は少し早めにカレーが出来上がったので、6時15分後頃に愛飲しているサッポロビールの「麦とホップ」500mLを用意。

 つまみはハワイのお土産で買ってきた「マウイスタイル」というポテトチップス。日本のチップスと違って、バリバリとかなり歯ごたえがあるうえに塩味が効いているので、今日のような蒸し暑い日にはぴったりです。

 さらに家庭菜園の自家製の中玉トマトを食べる頃には、家庭菜園で汗を流したせいかちょっと良い気持ちになってしまい、麦とホップをもう1本追加。

 若いときと違って、たった1000mLなのに「さすがに酔いが回るなあ」と思いつつ、先日図書館で借りてきて、このブログでも紹介した「シニアシフトの衝撃」という単行本を読みました。

 トマトを食べて麦とホップをグイっ飲み、トマトがなくなった頃を見計らって、しっかり煮込んだ自家製カレーで夕食。冒頭に書いたようにちょっと辛味がきつかったような気もしますが、まずまずのできばえで満腹。

 食べながら本を読んでいると、気になるページに遭遇。某心理学者によると、50代以降の人は、家族環境の変化(離婚や死別、子供の独立等)によって新しい環境が生まれ、それがきっかけになって新しいチャレンジを行なう人が増えるそうです。

 当然ながら60歳を越すと、「この先人生長くない」という気持ちも生まれ、「だったら好きなことをやって暮らそう」という気持ちが芽生え、それまでとはまったく違った人生を歩む人がいるということです。

 これを心理学的には「自己の解放」と呼ぶようですが、酔っ払った頭でここ数年の私自身を振り返ってみると、まさにこの指摘通りの人生を歩んでいるような気もします。

 公務員という、ある意味手堅い職業を早期退職し、息子がやがて独立することが見え、実家の母親の先行きもある程度予想できるようになると、次は自分の体調と経済状況、充足感を考えて新しいステップに踏み出したいというのが、まさに今私の心境だなと思えました。

 つまりある意味典型的な老後の感覚に沿った生活になっているということですが、そんなことをすでに予測していた心理学者がいたんだなというのがちょっと驚きです。
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