強引な運営は墓穴を掘ります

名護市長選、南相馬市長選の結果を聞いた感想(2014.1.20)

 センター試験が無事終わったようです。毎年のように行われていますが、毎年のように英語のリスニングでトラブルというニュースが出ます。

 受験生本人の機械の扱い方が悪いのか、機械そのものの調子が悪いのかはよく分かりませんが、毎年起きていること自体が異常だなと感じます。

 スマホのような精密機械ならともかく、単に英語が流れるだけの機械にどうして何回もトラブルが生じるのか不思議です。

 名護市長選はかなりの票差で現職の稲嶺氏が再選。これによって普天間移設混迷と新聞には書かれていますが、事実としてはその通りだと思います。

 それでも自民党としてはこれまで通り辺野古移設を模索するようですが、県が認めて市が認めないというややこしい事態になったなと感じています。

 沖縄県内で基地を移動してもしょうがない(実際に見に行った感想ですが)と私も思いますが、では例えば私が住んでいる埼玉県に基地を作って良いかと問われれば、「それは困る」というのが本音です。

 昔は、「戦争は良くない。そもそも軍隊なんて必要ない」と考えていたこともありますが、では近隣の国が有無を言わさず攻め込んできたらどうするのか?と問われると困ってしまいます。(昔はそれもしょうがないと考えていたこともありますが)

 そういった本音の問題と同時に、何故日本の国の中に多数の米軍基地があるのか?という根本的問題も絡んできますので、話しはさらにややこしくなります。

 こういった話しは深く突っ込んでいくと国家論になるのかなと思っていますので、お気楽日記としての趣旨からは大きくはずれてしまいます。

 というわけで、これ以上は書かず、今後の推移を見守ることにしたいと思います。

 で次は都知事選となるわけですが、争点になりそうなのが原発問題。そのお膝元である南相馬市長選で、これまた脱原発運動を展開してきた現職首長の桜井さんが再選。

 地元では、「原発は必要ない」という判断が下されたのだと思います。

 次は東京ですが、都民はどう判断するのか?もちろん都政が原発問題やオリンピック問題だけで論じられるのは間違いだと思いますが、日本の都市部で生活している人がどう考えているのかという事には関心があります。

 そしてそういった流れはやがて来年4月の統一地方選に引き継がれていくことになるはずです。ここのところ自民党は経済浮揚効果があったということを強調して強気になっていたようですが、今回の沖縄選や南相馬市長選で少し流れが変わったように見えますがどうでしょうか?
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