親は子供に選挙を呼び掛ける義務がある?

参議院選挙の投票率が上がることを願っています(2016.7.1)

 2016年の7月1日となり、早くも年後半に入りました。暦を見たら「半夏生」(はんげしょう)と書いてあります。読み方もよく分からなかったのですが、試しにグーグルを使って「はんげしょう」と入力したら、それでよかったようです。

 意味は梅雨の終わり頃だそうで、農家が田植えを終えてちょっとだけ仕事が落ち着く時期だそうです。半夏生という花もあるようで、これが咲く時期でもあるそうです。

 さらにこの時期は大雨になることが多いそうで、九州地方の大雨が心配です。我が家の近くにも高麗川という清流が流れていますが、やはり市は洪水を気にしているのか、ここのところ河川敷の整備が進んでいます。

 そんな中、参議院選挙まであと10日となり、今日の朝刊には比例代表に関する選挙公報が入っていました。第1ページに自民党がでかでかと出ていますが、こういった広報のページというか区割りはどうやって決めているのかなと感じます。

 つまり大きな政党だから1ページ全面なのか、お金があったから1ページ全面なのかという事ですが、各政党を公平に扱うという観点から考えると、その面積は同じほうが良いのか?

 それとも公平に扱うからこそ、議席数で面積を決めるべきなのか?広報を発行しているのは埼玉県の選挙管理員会ですが、やはり発行のためにお金が必要でしょうから、政党の財力で変わるのでしょうか?まあつまらないことに気が付いてしまいました。

 それはそれとして、ここのところ安倍総理は焦っているのでしょうか?新聞の記事を見る限り、他政党への悪口が増えたように感じます。

 アメリカのクリントンさんとトランプさんのやり取りや、イギリスのEU離脱問題もそうですが、双方が焦り、気持ちが高まってくると、思わず「自分はこうやりたい」という施政ではなく、「相手の欠点をあげつらう」という傾向になるようです。

 結果がどうなるかは全く不明ですが、広報を見るとどの政党もスローガンは実に立派です。しかし社会保障一つとっても、「充実させる」というだけなら簡単です。

 具体的にどうするのか?社会保障を充実させて、そのしわ寄せはどこに行くのかと明確にしている政党はなさそうです。少子高齢化対策も「やります」というのは簡単ですが、何をどのようにやるのかが見えてきません。

 しかも当選すると、そのスローガンや公約はどこ吹く風で、手のひらを返したように違ったことを言い出す場合も散見されますので、ますますこの政党で大丈夫か?この人に投票して大丈夫か?と不安です。

 ただ我々シニアの世代は一般的に投票率が高いので、立候補者はどうしてもそちらに媚びを売る傾向がありそうです。その意味では、18歳から投票できる今回の選挙で、親が積極的に子供に呼び掛けて、若い人たちの投票率を上げるべきだろうなと思えます。

 今のシニアは逃げ切り世代だという批判もあるようですが、であるなら現役世代は、高齢者が逃げ得にならないような政策を掲げている政党や人を探して投票すべきだろうなと思います。

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