1億総活躍大臣とは?

訳の分からない名称の大臣が増加(2015.10.7)

 朝6時に起きましたが、涼しかったです。朝食を食べていると息子も起きてきて、私はごはん、息子はパンを食べています。テレビは6時半過ぎまでテレビ東京のモーニングサテライトを見て、経済情報を確認。

 今日の為替はどうか?ニューヨーク市場の動きはどうか?なんてことを気にしながら、今日は持ち株が上がるか下がるかが気になります。

 中国経済が減速傾向にあるという理由で東京市場もずいぶん下がってしまい、高いところで買ってしまった私の持ち株はすべて含み損。まあいずれ安倍政権が人気取りのために?株価対策をするだろうから、ずっと持っていれば何とかなるだろうと思って静観しています。

 一方で、一時期の下げからだいぶ回復したなと言う印象もあり、あの頃さらに買い増していれば、今はさらに利益が出ていただろうなあという後悔が若干ありますが、潤沢な資金はありませんし、あくまで余裕資金で売買するという鉄則は守らないといけないと思っているので、激しく下がった株価は怖くて買えません。

 まあそんなニュースを見ながら6時半過ぎからは民法やNHKのニュースを適当に見て回りましたが、ノーベル物理学賞の話題ばっかりで、正直あまり面白くないです。

 受賞そのものは大変めでたい話で、素晴らしい業績で物理業界にとっては驚天動地の話だと私は思っていますが、ニュースで話題になるのは、御本人の生い立ちとか人柄とか、エピソードと言った類が多い上に、似たような話をあちこちの放送局でしつこく流すので、しばらくすると飽きてしまいます。

 というわけで、そうなると手元にある新聞を読んだりしているのですが、ノーベル賞の次の話題は組閣の話。毎回毎回新しくこれまで名前を聞いたことの無い方が大臣になるなと感じます。

 もちろん担当する業務に精通しているのだとは思いますが、当選何回だから、女性だから、というような噂もあり、それで本当にリーダーシップを発揮できるのかが気になります。

 もっともこれは自民党に限らずと言うか、どの党の誰が担当大臣になっても似たような話になるのかもしれません。そんな中、すでにニュースでも話題になっているのが「一億総活躍大臣」?。

 「なんだそりゃ?」というのが最初に聞いた感想。一億人の先頭にたって旗振りをやる人と言うことでしょうか?ではどんな旗振りをやるのか?

 前にも書きましたが、私には「男も女も、年寄りも若者も、ともかく一億人が火の玉になって、必死になって死ぬまで働いて、なんとか日本の税金を少しでも増やしてくれ。そうでないと我々政治家の優雅な生活を維持できない」というように聞こえてしょうがないです。

 なんとなく雰囲気を盛り上げてそれっぽい仕事を作り出し、なんかやっている形をつくって予算をぶんどる、なんてことが無いと良いのですが、どうせなら新しい大臣も名称や業務を公募すれば良いんではとすら思えます。

 それにしてもなんだか名前だけの大臣が乱発されているような気もしますし、やたら省庁が増えているような気もします。当然増えればお金が必要ですから、さらに支出が増えるわけで、「あれをやります、これをやります。だから税金が上がっても止むを得ません」と言っているような気もします。


表紙に戻る 政治経済(2015) 軽減税率は誰のため?