音楽好きシニアが集合?

フルートのサンロンコンサートで刺激を受けてきました(2015.2.26)

 昨日夕方、近所のフルート教室で開かれたサロンコンサートに行ってきました。会場には10分ほど前に行きました。もともとそれほど大きくない店の一部に、無理やり空間を作りコンサート会場に仕立てているので、収容人数は最大50人ぐらい?

 今回が第1回目ということだそうで、お店側はお客さんが来るのかどうか心配だったようです。というわけで、当初用意されていた椅子が30脚ぐらい。

 しかし私が到着したときにはすでに満席。店側があわててさらに10脚ぐらい追加しましたが、結局開催時には立ち見が出るほど盛況で、片田舎のこんな町でこれほどの人が集まるのかと、かなりびっくりしました。

 店側も同様の思いだったようですが、さらに実際に吹いてくれたフルートの奏者の方も、その人数に驚いて緊張しっぱなしだったと言っていました。

 
 入場は無料ということが大きいのかもしれませんが、それでも口コミで広まったのか、それほど大きな宣伝活動を行っていたとは思われないのにこの人数と考えると、やはり音楽好きは多いんだなと思いました。(私はたまたまフルート教室をネットで探していて偶然見つけました)

 ちなみに平日の夕方ですから、通常のサラリーマンの方は皆無。お客さんの大部分は私のような年金暮らし?と思われる高齢者。これに主婦とその子供さんたちでした。

 
 演奏はピアノ伴奏が入りましたので、やはり聞き応えがあります。ただ会場が普通のお店の空間で、なおかつ冬場なので観客の皆さんの服装が私も含めてかなり厚着。

 こうなると、音が周りのものや衣服に吸収され、反響効果が弱くなり、輝いた音になりません。この点はちょっと奏者の方もつらかったのではと推察しています。

 それでも結局およそ45分間の熱演で、「あの高音がどうしてあんなに柔らかい音になるんだろう?」「あの早さで指がよく動くな」「タンギングはどうやっているんだろう?」といろいろ刺激を受けました。

 私は大学時代クラシックギターをかなり練習していましたが、そのときもたまにプロの演奏を聴きに行ったりして、行く度に「よし俺もがんばるぞ」と刺激を受けて帰るのですが、日常生活にもまれているうちに、いつの間にかその決心が少しずつ消失していくということを繰り返し経験しています。

 今回の演奏会も結果的にそうなるかなという気はしているのですが、今までと違うのは、自由になる時間が圧倒的に増えたこと。どこまでがんばれるか?ちょっと気持ちが高ぶっています。
    
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