加齢と共に冬の寒さで血圧上昇

寒いときに温暖な国で長期滞在を目指す(2013.11.18)

 ヤフーニュースを読んでいたら「「体が動くうちに」シニア層、憧れの海外へ 長期滞在ビザも」という記事が目に付きました。私自身が関心を持っている内容だけに気になります。

 具体例が紹介されていました。行き先はマレーシアのペナン島。私も行ってみたいと思っている場所です。行かれた方は、寒さを苦手とするご夫婦だそうですが、気持ちはよく分かります。

 私の場合、毎年11月頃に花粉やら何やらで一時期鼻風邪症状が頻繁に出ます。体調が悪いときと重なると本格的な風邪になったり、喘息を併発したりします。

 その時期を過ぎると寒さで血圧が上がってきます。夏場は調子がよいのに冬になると、肩こり、眩暈、動悸といった高血圧特有の症状が出ます。55歳ぐらいからこういった冬場のみ上昇という傾向が顕著になってきました。

 すでに降圧剤を飲みはじめて25年以上経過していると思いますが、冬場の血圧上昇による不快感の頻度はジワジワと上昇傾向にあります。しかし3月を過ぎて暖かくなってくると、これらの症状がウソのように消えていきますから、やはり気温の影響だと思わざるを得ません。

 また冬場は乾燥により、皮膚がカサカサになり、アトピー持ちの私は保湿剤が欠かせません。こういった症状を自然に緩和するのは、やはり温暖な場所への移動だろうなあと思っていますが、これまでは仕事もあり実現していません。

 というわけで冒頭の話に戻るわけですが、辛い冬場を暖かい海外で過ごしたいという気持ちは良く分かりますし、早期に実現したいと思っています。

 で記事に出てくる方ですが、ペナン島まで航空料金が83000円だそうで、宿泊代が1泊朝食付きで6000円。と言うことは一ヶ月で18万。

 仮に厳寒の二ヶ月をペナンで暮らすと、夫婦で8.3×2+18×2=52.6万。実際にはこれに現地での昼食代、夕食代、レジャー費?が加わります。

 と言うことは、仮に夫婦で食費が1日1000円に抑えられれば3万。一ヶ月のレジャー費を2万とすれば、総額約60万。これを高いとみるか安いと見るか。

 考慮する必要があるのは、この間日本での生活費は基本的に0円だと言うことです。仮に日本での生活費が夫婦で月20万ぐらいかかっていたとすれば、二ヶ月で40万。差額は20万となります。

 つまり20万円を払って、温暖な海外で異文化体験をしながらのんびり過ごすという発想になります。これを毎年60歳から80歳まで20年間繰り返したとしても、トータルの差額は20×20=400万となります。

 従って退職時に生活シミュレーションを行って、生涯にわたって400万程度の剰余金(資産?)が見込まれるならば、こういった生活は充分実現可能という結論になります。

 私自身もこういった生活を目指しているわけで、目下の目標は3年半後、息子が大学を卒業する頃だと考えています。目標が出来れば、日々の生活を見直す原動力にもなります。


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