大学の教育費用が大きいです(2012.1.9)

 若者の雇用問題も気になりますが、一方で我が家の息子の受験関係の教育費も気になっています。来年の今頃(2013年4月)は切実な問題になっていると思うので少し調べてみました。

 するとセンター試験の受験料は3教科以上で18000円。さらに2次試験までいくと1校17000円。また私立大学をセンターを利用せずに受験すると、1大学あたり35000円ぐらいだそうで、3校受けると10万を越えます。従って受験料だけで15万円ぐらいが必要みたいです。

 次に幸いにも合格した場合は入学金等を納めなくてはいけませんが、複数の学校に合格し、その合格発表の日程がずれている場合、入学金等を納める締め切り日が問題になります。

 いったん納めた後で、本命の大学に合格、なんて言う場合は数十万を大学に寄付することになります。しかし日程の都合であり得ることですから、これも考慮して仮に35万とすると、受験料と合わせて50万ぐらいでしょうか。

 次は無事に合格できた場合の大学の初年度の費用ですが、国公立大なら100万ぐらい。私立の場合、我が家の息子はどうやら私同様理系を目指すようなので150万ぐらい。これが医歯系になると500万と言いますから、とんでもない額で、我が家にその支払い能力はありません。(幸いにも希望していないようですが)

 でその後の3年間ですが国公立大学なら200万、理系の私立大学なら500万。ここまでの合計をまとめると

国公立 私立(理系)
受験料等 3.5 10
受験時の交通費等 0.5
合格時の入学金等 35 35
初年度費用 100 150
2〜4年費用 200 500
合計 339 696


 いやはや大変な額です。我が家の場合は、結婚がちょっと遅く、息子が生まれるのも遅かったので、私の正規退職年齢が、息子の大学受験の年度になると言う皮肉な巡り合わせになっています。

 当初は退職金で住宅ローンを完済し、さらに大学等の諸費用もまかない、余ったお金で遊ぶ、という虫の良い計画を立てていましたが、早期退職したことにより当初の計画はかなり変わっています。

 ただ大学の費用は800万ぐらいかかるだろうということは予想していましたので、その分の蓄えは確保してあります。問題は、大学が遠距離になってしまい、自宅通学が出来ない場合です。

 その場合は仕送りが必要でしょうから、それこそのんびり遊びに行っている場合ではないことが予想できます。場合によっては65歳を過ぎても何らかの形で職を得ないといけないなんてことにもなりかねません。

 しかし行きたい大学があれば行かせたい、というのも親心ですから悩ましいところです。

   
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