何かに向かって努力する姿勢

ウォーキングで健康維持(2015.6.2)

 昨日も夕方からウォーキング。ここのところほぼ連日自宅近くの河川敷を6000〜7000歩歩いています。歩くときはポケットに歩数計。肩からデジカメというスタイルで、冬場は野鳥撮影、夏場は昆虫撮影をしながら歩いています。

 だいぶ夏が近づいてきて、遊歩道周辺の雑草も生い茂るようになりました。また歩いていると汗の匂いを嗅ぎつけるのか、羽虫が耳元に飛んできたりして、手で払いながらのウォーキングです。

 そんな中、先日は歩いている最中になんと目の前3mのところに小さな蛇を発見。2mぐらいのアオダイショウやヤマカガシは時折見かけます。

 しかし小さい蛇は、動きが早いせいかあまり見かけません。最初は木の枝だと思っていました。ところがどうも枝にしては妙な模様がある。

 蛇を迂闊に踏んだりしたら逆襲されるということは分かっていますから、歩みを止めてしげしげ観察。すると模様から判断するに、どうやらマムシ君らしいことが判明。幸いにとぐろを巻いていなかったので、2mぐらいまで接近し写真撮影。

浅羽ビオトープで遭遇したマムシ
 しばらくにらみ合った末、ちょっと足音を立てると、マムシ君はユーターンして茂みの中へ消えていきました。それ以後、ちょっと歩くときに前方に気をつけるようになっています。 

 さて、以前も少し書きましたが、お金を一杯持っているということは、自分が何かをやりたいときに選択肢が多くなる、という有利な面があるような気がします。

 例えば私の好きなハワイ旅行。庶民は基本的にエコノミークラスの座席を選択しますが、お金持ちならファーストでもビジネスでも良いと思うはずです。

 チケットもマイレージがどうのなんて考える必要もなく、ふと思い立った時点でクレジットカードを1枚取り出し、空港に行って手続きなんてことも可能かも。

 まことに羨ましいと思いますが、そうやって何でもかんでも、ほとんど苦労せずに手に入ったら、あとは何を追い求めるのか。それで生きがいは見つけられるのか?

 日々節約して、自分が好きなことをやるために一生懸命努力している間は、生きる目的みたいなものも感じていると思いますが、自分の健康以外、お金で解決することなら全部出来るという状態で、どんな満足が得られるのか?

 宝くじで何億も当たった人の大半が、そのまま仕事を続けているという統計的資料があるようですが、これは何を物語っているのか?

 結局何かに向かって、日々体と頭を使って少しずつ努力することが生きがいに繋がるのだろうなと思います。そのためにも健康の維持と頭脳の働きの維持が大切だと思い、ウォーキングを続けています。


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