早期退職時の必要貯蓄額(2012.1.12)

 息子の教育費で、今後私立理系に進学すれば700万前後お金が必要になると書きましたが、それ以外に今後大きな出費となるものも考えると早期退職時の必要貯金額が大まかに計算できます。

 個人的に思いついたのは、家のリフォーム費用で最低100万ぐらいでしょうか。屋根の葺き替えや外壁塗装まで考えると、両者を併せて200万。

 また今利用しているもすでに11万km走っているので、あと1回は買い換えないといけないかなと考えると、これもまた100万ぐらい。(中古車を購入の予定です)

 医療費については、入院等の大きな出費に関しては医療保険に入っているのでそれでカバーできるはずと考えています。

 しかし今加入している医療保険の金額は、60歳を超すと急にアップする事が分かりましたので、今後はこう言ったことも検討しなくてはいけないようです。

 また親の介護についても、一応親自身が年金暮らしでなんとか自立しているので、今の所問題なしですが、こればっかりはどうなるか不明です。

 あとは息子が万が一就職できなかった場合ですが、これも考えればきりがないので、今は考慮せずに、それよりも無事就職できた場合、例えば結婚費用等の援助で100万ぐらいはあった方がよいかなとも思えます。

 今の所これぐらいしか思い浮かびませんが、これだけでも400万円です。ということは早期退職時にこれに見合った額+当面の生活費が必要になるわけで、これは個々人でシミュレーションしないとうまくいきません。

 私の場合は、早期退職後3年間で、非常勤講師等の収入が300万程度、アフィリエイト等の収入が100万程度で、合計400万。

 一方通常の生活費は息子と二人で年間150万ぐらいですが、それ以外に教育費が50万、税金保険金等で40万、遊び代60万(主としてハワイ旅行)を含めると支出は年間300万という途方もない数値です。

 従って3年間で900万になるので、500万の赤字です。今後これに息子の大学進学費用700万と上に書いた費用が400万必要になりますので、早期退職以降500+700+400=1600万という大きな出費が必要になります。

 ただ幸いなことに私は60歳から共済年金が年145万ぐらい支給される予定なので、これにアフィリエイトの副収入30万ぐらいを加えて年収175万と考えれば、息子の教育費はすでに赤字に入っていますので、なんとか生活できることになります。

 逆に言うと、私の年齢で共済年金等が期待できる場合、早期退職時に1580+α、すなわち2000万程度の貯蓄があれば、子供の教育費一人分を含めてなんとか生活できるんだなと、最近振り返っています。


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