一人暮らしの食費はいくら必要か?

老後に一人暮らしをした場合の食費(2013.12.20)

 昨日は息子が大学の友人の家に泊めてもらうと言うことで、一人で夜を過ごしました。いずれ息子が独立したら、こういった日が続くんだろうなあと思っていますが、開放感と同時に若干の寂しさも感じます

 1週間や2週間なら開放感の方が強いかもしれませんが、数か月、数年となると、寂寥感の方が強くなりそうです。

 それを予測するなら、それまでに息子以外の人たちとの何らかのコミュニケーションの道を確保しておかなくてはいけないなと、あらためて感じました。

 しかし今日のテーマはその寂寥感のことではなく、夕食を食べながら感じた「食費」についてです。現在我が家は40日間で10kgのコメを消費しています。

 私が朝と晩は米を食べるのに対して、息子は基本的に朝はパンで、米は夜だけです。それでも夜食べる量が私の朝と夜を合わせた量とほぼ同じかちょっと多いぐらい。ということは、私が一人で生活すれば、米代は今の半分程度になりそうです。

 つまり10kgで80日間。お米の値段を4000円とすると、1日あたり50円。

 一方昨晩は前日に買っておいた合い挽き肉でハンバーグを作りました。合い挽き肉が250円ぐらい。これにタマネギ半個15円、卵1個30円を加え、ひたすらかき混ぜて、ハンバーグの味付け調味料50円を加えました。合計335円

 これを、発泡酒のビール500mL、160円を飲みながら調理。全部で3個のハンバーグが完成。息子がいたら2個は息子の分、1個が私という配分になるのですが、この日は2個を食べ、1個は今日の朝食用。

 味噌汁は家庭菜園で摂れた白菜なので、基本的に無料。さらに家庭菜園で摂れた旬の大根で、大根おろしを作成。ここまで作って、後は面倒になり、ビールのつまみはポテトチップスを少しだけ。

 というわけで、これらの合計が595円。味噌だとかサラダ油だとか、ポテトチップ代とか、様々なお金を含めても650円ぐらい?これで昨晩と今日の朝の食事が終了。

 昼ですが、パスタを茹でることが多いです。300円ぐらいの麺で4回分ぐらい。つまり麺の代金は75円。これに市販の「青の洞窟」シリーズのルーをかけます。これが200円。粉チーズやタバスコ、場合によってはコーヒーを入れたりしますので、総額300円。

 ということは1日の食費は約950円。一ヶ月なら28500円。他に、ビール以外に焼酎を飲みます。「いいちこ」ですが、1.8Lで1400円。これが20日でなくなりますので、1日70円。一ヶ月2100円。合計30600円。

 現在の食費の総額は55000円ぐらいなので、こういった出費だと一人になっても食費は半分には減らない計算になります。たぶんアルコールの分が大きいのだと思います。

 しかし実はもともとハンバーグ用のひき肉は息子のことを思って買っていたわけで、私一人なら、この時期は面倒がない「湯豆腐」や「豚汁」、「おでん」といった鍋物で済ませることも出来ます。

 湯豆腐なら、豆腐とシイタケ以外はほぼ自家製野菜でなんとかなり、ある程度野菜をいれると、それだけで3日ぐらい食べ続けることになります。

 (これは一人暮らしの欠点ですが)これだと3日間で300円ぐらいで済みます。豚汁の場合は、これにバラ肉200円ぐらいと味噌を追加すれば良いだけです。

 というわけで私が一人で生活を始めたら、食費は多くても今の6割程度に減ると言うことで、家庭菜園の野菜を駆使すれば4割程度になる可能性もあるなと思っています。

 つまり一ヶ月22000〜33000円。これが息子の独立後の私の食費ということで、これを元にその後の資産の変動を予測することが出来そうです。


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