一人暮らしの年間支出は100万

現在の家計支出から将来の支出を予想する(2015.1.5)

 老後の生活を考える上で大事なのは、昨日まとめたような日々の支出の記録だと思っています。これによって何にお金がかかっているか。また他の家庭の金額と見比べて、どこに無駄があるかを比較することが出来ます。

 比較したい場合は、総務省の家計調査というページを参考にすると良いと思います。

 
 さらに、こういった日々の支出の総額を月間ベースや年間ベースで眺めていくと、次の目標みたいなものも明確になります。特に我が家の場合は、低所得者特有の現象として食費の割合が多いです。

 
 (エンゲル係数が高いともいえますが、私の海外旅行費用等も家計費の総額に組み込むと、だいたい標準世帯の値になると思います)

 食費が多くなるのは、この中に私のアルコール代や昼食代、外食代も含まれているからだと解釈していますが、なんとか料理を工夫して、月4万前後にならないかなと思っています。

 なぜなら他の項目の額は固定費に近いものがあり、これ以上減らすことはかなり難しいと思えるからです。

 もう1点。この表を見て、息子が独立して私が一人暮らしになったときの家計支出も予測できます。具体的には食費が3万程度。

 衣料費1000円程度。(必要不可欠な下着類や靴下類です。衣料費が異常に安いと思われる方がいるかもしれません。最近バンコクやハワイに行くと、お土産として安いTシャツやYシャツを買うことが多くなり、それは旅行費用として別会計になっているからです)

 雑貨類が1万、交通費0.5万、光熱費1.2万、通信費1.2万、医療費0.5万と仮に考えると、総費用は7.5万ということになり、余裕を見て8万ぐらいと考えています。(早期退職当初は10万以上と見積もっていたように記憶しています)

 ということは一人暮らしの年間支出が100万ぐらい。これに税金、保険、車の維持費を25万ぐらいとしてプラスすると125万。これなら今の一部の年金+老齢年金でなんとか賄えます。

 さらに言えば、この時期まで続けることが出来るかどうかは不明ですが、ネット等からの副収入があれば、それをそっくり好きな旅費に回すことも可能です。

 そういった見通しがあるために、ここ数年は赤字垂れ流し状態が続きますが、その後は何とかなるだろうという見通しを持っています。

 ただその見通しの裏づけを得るために、実はもう一つ表ファイルを作って毎月更新しています。それが現時点で資産がいくらあるかというものです。これについては明日書きたいと思います。


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