屋根の雪が隣の車を直撃

我が家から降雪被害が(2014.2.22)

 旅行中の雪の被害は、庭のミカンの木の枝が折れただけぐらいかと思って安心していたのですが、なんと昨日になって我が家の屋根から凍った雪が隣家の車の屋根を直撃。凹ませていたことが分かり、不可抗力だったとはいえ恐縮しています。

 まあ私が自宅にいたとしても、屋根からの雪の落下までは、本格的な雪下ろしでもしない限り防ぐことは出来なかったと思うので、結局は避けられなかったのかなと思われます。

 幸いにして、お隣との関係はうまくいっていますので、今後のことは話し合いで解決することになると思います。実際そのお隣の屋根からの雪も、さらにお隣のフェンスを直撃し破損。

 こういった軽微?な降雪被害について昨日はネットの情報をいろいろと調べてみたのですが、今回の雪で車庫の屋根がつぶれたとか、車庫がつぶれて車が破損、屋根からの雪で車の硝子が割れる、等々様々な被害が出ていることがよく分かりました。

 自分の家の事だけなら、自分で修理または修理を依頼し、費用はすべて自分持ちということになりそうですが、お隣との問題が絡むと面倒です。

 特に普段から近所づきあいが出来ていればいいのですが、そうでない場合は感情的なトラブルに発展しそうです。そういった場合ネットの情報によれば、最後は民事訴訟と言うところにまで発展しそうです。

 一方こういった降雪被害に対して市町村の対応はどうなっているのかなと思って、最寄りの自治体のホームページを見てみましたが記述は一切無し。つまり自分たちだけで対応しろと言うことです。

 実際いまだに孤立している場所が我が埼玉県の秩父地方にあるとのことで、かなり対応が遅れているなと言う感触を持たざるを得ません。

 孤立家屋があるのに援助の手がなかなか差し伸べられないような県ですから、当然その下部組織?である市町村が目につく被害以外何ら対応しないのも当たり前かなと言う気もしますが、納税者としては若干不満を感じます

 この点については、そもそも予想外の大雪だったこともあり、国自体の対応が遅れていたという批判をテレビで識者が行っていました。

 まあ言いたいことは分かるのですが、「じゃああんたが災害対策関係者だったら、今回の被害は未然に防げたのか?」とつい反論したくなるのも事実で、一部政府関係者も似たようなことを感じているのではと想像しています。

 災害というのは、原発事故もそうでしたが、想定していなかった(想定を越えた)からこそ災害になるのであって、想定範囲なら災害にはなりません。

 しかしここ10年ぐらいで気象条件のブレが目立って大きくなっていますから、いくら想定範囲を上げても、さらにそれを上回る災害が起きる可能性があるなと不安を感じることも事実です。

 昨年の夏は猛暑に苦しめられ、冬は降雪に苦しめられるなんて、まったく想像していませんでしたが、今後はこれに巨大台風や洪水、大粒の雹、激しい雷雨等々、様々な想定外の天候に苦しめられる可能性があるなと思えるようになってきました。
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