懸賞応募の商品で副収入?

コンサートの懸賞に当選しました(2013.9.15)

 先日10年ぶりぐらいで行ったクラシック音楽のコンサートで、帰りがけにアンケートのようなものがあって、回答者の中から抽選でさらにコンサートに招待されることになっていたのですが。昨日「当選しました」という案内が来てびっくり。

 懸賞関係はたまに出したりしていますが、ここのところはまったく当選しませんでした。年賀状のお年玉葉書ですら、数字がかすりもしませんでしたので、今回はかなり気分が良いです。

 早期退職を考えていた頃、まあどちらかと言えば遊び半分ですが、様々な懸賞に片っ端から応募して、必要な物は活用、不必要なものはオークションで売る、というビジネスモデル?を考えていたことがあります。

 葉書に必要事項を印刷しておいて、あとは答を書いて出すだけとか、メールでは住所や名前を登録しておいて、単語で簡単に呼び出せるようにしたりして、ともかく短時間で大量の応募をする事に努力を傾けた時期があります。

 結果ですが、一時期は毎日5通ぐらい応募。ということは月に150通。1年ぐらい続けましたから、年間で1800通。実際に当選したのは30回ぐらいでしょうか?全員がもらえるというのもありました。

 350mlビール24缶セットは、ビールメーカーのキャンペーンなのか数回当選。なんだかほとんど使い道のないような細々とした電器製品や雑貨、おもちゃなんかが当たったこともありますが、オークションの対象にもならずゴミ箱行きというのもありました。

 500円から3000円程度の商品券やクオカード、宿泊券や、どこかのアトラクション施設の入場券や割引券をもらったこともあります。こういったものは有効活用させてもらいました。Tシャツや帽子ももらい、いまだに使っているものもあります。

 しかし前にも書きましたが、1日に5通とはいえ、当選確率を高めるために?コメント等を書いたりしていると、それだけで30分〜1時間が費やされます。

 一方当選する確率は100分の1ぐらいならまだしも、1万分の1とかそれ以上の、およそ当たるわけがないという確率の商品もあります。そう考えると、ビジネスモデル?としては、確実な収入とは言えず、コストパフォーマンスが悪いなと思えるようになってきました。

 次に、こういった懸賞に応募する時は、応募の必要事項でメールアドレスを書くように言われることが多く、やがてそのアドレスに、私がまったく予期していなかった所から様々な迷惑メールが届くようになりました。

 当初は振り分けたり、削除したりを繰り返していましたが、ダウンロードだけで時間がとられるようになり、結局アドレスを変更。かなり面倒な思いをしましたが、要するに懸賞というのは、メーカー側が有効なメールアドレスを活用しようという戦略の一つで、さらにそれがどこからか漏れる場合があるんだなと言うことが分かり、これもあって徐々に懸賞からは撤退。

 今は本当に信頼が置けそうな企業やサイト、さらには団体が行っている懸賞の中で、自分が本当に必要な物があった場合だけ、時折応募しています。

 便利なものや、無料でもらえる可能性のあるものには、常になんらかのリスクが伴うという教訓を得たような気がしています。その意味ではお年寄りが年利20%の債権があるから買わないかと進められ、騙されてしまうことが信じられないように思えます。


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