消費増税と企業減税

消費増税ほぼ決定、家庭で出来る戦略は?(2013.10.2)
 

 遂にというかようやくというか、消費増税が決まりそうです。今頃になって新聞やテレビのニュースでは、負担増負担増と騒ぎはじめ、このままでは生活が成り立たないと嘆く年金暮らしの人や中小零細企業の人たちの訴えを取り上げたりしています。

 しかし、消費増税をしないと社会保障が成り立たない、と言うのが昨年までのマスコミの論調で、実際に決まりそうになると、「それじゃ困る」という報道を強調するのは何か変だぞ、という気がします。

 私は昨年の衆議院選挙で、自民党が政権を取れば当然企業寄りの政策が打ち出され、税金は上がるだろうなと思っていました。消費増税は反対という立場ではありませんでしたが、これまでの自民党の政策を見て、投票は自民党や民主党以外の政党に投票。

 しかし結果は自民党の大勝。民主党のあまりのひどさに愛想が尽きたと言うのが実態のようですが、それでも結果的に自民党が勝ったという事実は間違いないわけで、政治に無関心だったり投票に行かなかった人を除けば、大多数の人が自民党を支持したということです。

 であるならば、今更「税金が上がったら生活が出来ない」と訴えてもしょうがないだろう、と言う気がします。

 もちろん人によっては生活が苦しいから自民党には投票しなかったのに、結果的に自民党が勝ってしまい、今のような増税に繋がったと考える人もいるかもしれません。

 しかし、一応民主主義という社会体制になっていますから、多数の意見には従わざるを得ないというのが現状だと思います。

 ただ、やはり右手で消費増税、左手で企業減税、弱者にはその両手からこぼれ落ちたわずかなお金を配分、というやり方は気にくわないなと思います。

 せめて軽減税率を導入すべきだと思うのですが、住民税非課税世帯に数万円、というやり方は、サラ金がちょっと利息を取りすぎたから、その分返金します、という誤魔化しのような制度だなと感じます。

 さてゴチャゴチャと書きましたが、結局はなんだかんだ言っても自助努力で頑張るしかないわけです。

 我が家の直近の家計支出は昨日まとめたように一ヶ月総額115000円。削れる部分はまだありますから家計はもちこたえますが、いわゆるレジャー費(私の場合旅行費用)はさらに削らざるを得ないかなと思えます。

 それが嫌ならさらに食費を削る、アルコールは焼酎だけにする、固定電話をはずす等の支出の削減を行うか、仕事を増やすしか方法がありません。

 しかし仕事を増やすにしても、体力的には限界があり、そのために体をこわして医療費が嵩んだのでは本末転倒です。

 そうなってくると現在それなりに収入を得ているネットの副収入に頼らざるを得ないのかなという気もしますが、この収入の伸びもそろそろ限界かなと言う気がしています。

 私の感覚では毎日4〜5時間作業をしても、月の収入は8万円ぐらいで頭打ちになるような感触を持つようになりました。個人的には、限界と思えるその壁を何とか打ち破ろうと模索していますが、どうも私のコンピューターの知識では限界がありそうです。

 さてどうするか?増税まで半年。きちんと戦略を練るためにも家計簿は必須です。 
 
  
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