ネット銀行の特徴

改めてネット銀行について調べると(2014.4.18)

  先日慇懃無礼だなと感じてしまった某銀行の定期預金を解約。普通口座にお金を移し、いつでも引き出せる体制を整えましたが、出来ればこの銀行の口座自体を解約したいと思っているので、これらのお金の預け先を検討しています。

 すでにここに書いているとおり、このお金は息子の大学の学費のためにプールしてあったもので、すでに2年の前期分までの学費は納入していますので、残り2年半となります。それでも残額は数百万となり、私にとってはかなり大きな金額です。

 というわけで、このお金の移動先を考えているのですが、折角の機会だから、多少金利の良いところに預けるのはどうだろうかと余計なことを考えたため、悩みが大きくなりました。

 預け先の候補としては、郵貯銀行を含んだ都市銀行、地方銀行、信用金庫、ネット銀行、証券会社あたりが候補になるのかなと思っています。

 そこで先ず都市銀行を見てみると1年ものの定期預金は、ゆうちょ銀行が0.035%になっている他は、すべて0.025%です。100万円を1年間預けて、利息はわずかに350円または250円。(それにしてもなぜ横並びなのか?経営基盤はそれぞれ違うはずなのに金利は等しいという理由が良く分かりません)

 この額からさらに税金が20%ほど引かれるので、実際に増える額は280円弱、または200円弱。(復興特別税0.315%というのものもあります)ということは、数百万という、私にとってはかなり大きなまとまったお金があっても、それを1年間貯金して増える額は1000円に満たないということです。

 こんなことを愚痴っぽく書くのは、実は過去の金利の推移を知っているからです。金利が高かったのはバブルの頃です。ネットで見るとすぐ分かりますが、このときは5%以上でした。

 つまり100万円を1年間預けると1年後には105万になっていて、10年後にはなんと160万円を越しています。その当時はそれが当たり前だと思って生活していたわけですが、改めて振り返るとすごいなと思います。(当然ながら逆に住宅ローンは借りた金の2倍以上を返さなくてはならないという弊害?もありました)

 というわけで、せめてもう少し金利の良いところをと探しているのですが、通常の定期預金では、やはりネット銀行の金利が上記の金利の10倍ぐらい大きいようで、現状ではそれが一番かなと思っています。

 そう思って改めて調べてみると、候補としては10ぐらいありました。その中で何を基準に選ぶのかが問題だなと思いつつ、とりあえず各ネット銀行の評価見たいなページを探して読んで、思いついたことを箇条書きにしてみると、基本的には

・ 経営基盤がしっかりしていること

・ ネット利用が主になるので、セキュリティが保障されていること

・ 銀行側に不祥事等があったときの補償体制

・ 実際のお金をやりとりする利便性(ATMの利用も含めて)

・ 金利の高さ

・ 送金、振込み等の手数料が基本的に無料

というような観点から調べればいいのかなと、今は思っています。 


表紙に戻る 投資一般 ネット銀行の選択