重要書類の保管場所

2022.3.2

 母親の逝去に伴う事務手続きが煩雑を極めています。今日はこの地区の年金事務所に行ってきました。手続きをするには予約が必要とのことだったので、あらかじめ電話をして時刻を聞いて、予定時刻10分前に到着。

 しかし行ってみると待っている人多数。受付でもらった番号を見ると、まだ私の前に5人ぐらい待っている人がいるみたい。結局受付予約時刻を30分すぎて、ようやく順番が来ました。

 対応したのは40歳前後の女性で、話は丁寧で分かりやすかったです。ただ私は母親とは生活を共にしていないということが分かり、その場合は生活を共にしていた妹が相談した方が良かったみたい。

 ただ妹は昼間働いているので、事務所には来れません。というわけで私が委任状を持って出かけたわけですが、これだと母親との関係を示す証明書類が必要とのことでした。

 しかし日頃の生活環境を示す書類については、家族とは全く関係ない第三者の証明が必要みたいで、それだと我が家のプライバシーが晒されることになり、よほど親しい人がいないとこの書類は作成できないと思い作っていませんでした。

 ただ委任状はあったので、妹の通帳等の口座が分かれば、本来受給されるはずだった年金がそちらに振り込まれるということは分かったので、その口座番号を書いた紙を用意すれば良さそう。
 
 というわけで出直しということになりました。それにしても、母親はそういった重要書類をきちんと一か所にまとめておいてくれ、さらにメモ程度ですが銀行関係の預貯金額も書いてくれていたので、なんとかそれに沿って手続きを進めています。

 しかし今回のことを通して分かったことは、相続のための各銀行の通帳や印鑑、生命保険や火災保険関係の書類、年金証書、年金手帳、証券会社の口座さらに不動産関係の登記簿やお墓関係の権利証、もし所有していればマイナンバーカード等のすべてを分かりやすい場所にまとめておいた方が良いということ。

 改めて今現在の我が家の実態を考えると、銀行関係の通帳や実印、わずかながらの現金は同一個所に保管しているものの、不動産関係の登記簿や保険関係の書類は別の場所にあり、これだと私に万が一のことがあった場合、息子が苦労することになりそう。

 てなわけで、こういった重要書類の保管場所をきちんと確保して、整理保存しておかないといけないなと思うようになりました。

 しかしそうなると、今度は盗難等も心配になります。重要書類が一か所にまとまっていれば、盗まれた場合の被害も大きくなりそう。

 その意味では、私はこれまで我が家には大きな現金がないことを良いことに、あまり盗難対策は考えていませんでしたが、やはり金庫の一つもあった方が良いのかも。

 しかし今度はその金庫ごと盗まれるという心配もしないといけない。それなら重量がたっぷりある金庫を買えばよい、ということになりますが、今度はそこに重要書類があるということを教えることになりそう。

 またそういった金庫を、日常的に使うというのは結構面倒。だとすれば銀行の貸金庫かという気もするのですが、それだとあまりに大げさ?
 
 堂々巡りだなという気もするのですが、重要書類の保管というのも結構大きな課題だなと感じます。



相続情報証明制度


最後への備え


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