老後の生活は、あらゆる制度を利用し
後は自分で頑張るしかありません

退職後は自己責任で生活維持(2013.7.13))

 今日はちょっと早く目が醒めてしまったので、早朝の少しだけ涼しい内にと思い、40分ほどウォーキングをしてきました。

 常日頃から節約生活を心がけていますが、その節約を成し遂げるためには、自分自身が精神的にも肉体的にも健康であることが一番だと思っています。 

 以前も書きましたが、私は自律神経失調症に近い症状で早期退職をしましたが、退職をした3月31日と4月1日の気持ちの変化は劇的なものでした。

 体の中にたまっていた鉛のような重石がす〜っと取れ、体重そのものが軽くなったような気分になって、あらためて在職中のストレスの大きさを感じました。

 早期退職後は、先ず節約生活を送り、将来のシミュレーション通りに生活が進むかどうかを数か月ごとに検証すると共に、自身の健康状態をチェック。

 最終的に如何に健康寿命を伸ばし、自立した生活が出来ない期間を如何に少なくするか、と言うことを目指して、健康に関するブログも書いています。

 フルタイムの勤務を辞めた時点でもう一つ思ったことがあります。それは、自分という人間に対する組織の後ろ盾がなくなったということです。

 退職後は原則自由な生活が待っていますが、その分すべての行動には自己責任が伴い、身分的なステータスもなく、それまでの仕事上の人間関係も基本的にすべてリセットされ、自分だけで生活を維持しなければならないという感覚です。

 もちろん家族がいれば、それなりに精神的な安定を得ることも出来ますが、私のような父子家庭の場合は、生活戦略のすべてを自己決定しなければならないということで、その意味では新たに知っておかなくてはいけない知識を自分で勉強する必要があります。

 早期退職後に最初に考えたのは、父子家庭に対する何らかの支援制度はないのかと言うことです。そこで改めて日頃から配布されている市の広報をすみずみまで読み、市のホームページの福祉の部分で制度について先ずは勉強。

 すると、「一人親支援制度」というものがあることを発見。市役所に行って聞いてみると、該当することが分かりその場で手続し、毎月数万の補助金を受け取ることが出来ました。(知らずに生活していれば、まったくお金は出ません)

 その後息子の学校からは授業料の補助の申請が届き、私自身の仕事にも絡んでいたのでこのことは知っていましたが、逆に受給する立場となり、改めて手続等の方法を確認。

 さらにしばらくすると国民年金保険料の請求通知が来ましたが、これもいろいろ調べてみると免除制度があると言うことで、これまた市役所に行き、免除手続。

 年度末には確定申告となり、今度は税務署まで行き相談し、書類をもらいましたが、最後はネットで書類を作成。郵送で提出。

 まあ他にも、実際の年金はいくらもらえるのかとか、老齢年金を繰上受給したらいくら減額されるのかとか、いろいろな知識が必要でした。

 退職後新たなステージに入り、自己責任で生活を維持するのは、何でも好き勝手にやれるという自由さはありますが、生活維持という観点からは、かなり老後についての様々な知識が必要だなと改めて思っています。

 今日は朝のTBSで物価が上がっても年金は上がらない。どうする?というテーマで激論が闘わされていましたが、財源は限られていますから、これ以上良くなると言うことはあり得ない、という前提で生活を考えないといけないなと思っています。


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