旨い話には裏がある

訪問販売、迷惑電話(2014.1.28)

  日中、家にいる時間が増え、「面倒だな」と思ったことがあります。一つは「訪問販売」。

 「近くでリフォームをやっていますので、挨拶がてら寄りました」と、意味不明の挨拶。リフォーム業者さんとしては、不況の影響で仕事が減り、必死なんだろうなと思いますが、インターフォンを押されれば応対せざるを得ません。

 インターフォンはカメラ付きなので、画像を見て、あまりに怪しいように思えるときは、足をしのばせて居留守を使うこともありますが、基本的には応対するようにしています。

 ただ玄関先の見やすいところに「セールスお断り」という小さな板を張り付けていますので、あまりにしつこい場合は「セールスお断りと書いてあるのが見えませんか?」と言うようにしています。

 特に不愉快なのは、「挨拶だけなので出てきてもらえませんか」という偉そうなもの。なんで呼びつけられなきゃいけないんだ」と思いますが、調子に乗って出ていくと、勝手に人の家の周りを見て、「ここは修理した方がよい」とアドバイス。

 「大きなお世話だ」と思いつつ、「分かりました。出入りの業者さんがいるので対応してもらいます」と伝えると、「どちらの業者ですか?」としつこい。

 家事を邪魔され、しょうがないので応対しているのに、あまりに横柄なセールスの場合は「忙しいので」と伝えて家の中に退散。ただ気分は良くないです。

 一方、そのような応対をされたセールスの人も、内心は不愉快だろうなと思っています。

 しかし対面の場合は、お互いによほど感情が高ぶらない限り面倒なことは起きないようにも思います。もっと不愉快なのがセールスの電話。

 勝手にかけてきて、自分から名乗りもしないで、名前を確認後延々としゃべり出す。会社名を聞いても、ちっとも内容が分からないようなカタカナの会社名。しょうがないので勝手にしゃべっているのを遮って「何の用ですか?」と聞くと、はっと気がついたように「投資」「リフォーム」「保険」「下着販売」というようなことを言います。

 たぶんマニュアルがあって、それをまくし立てるように言われているのではないかと思いますが、一方的に言われる方は不愉快なので、私は「関心がないので切ります」と言って、その場でガチャンと切ります。

 これまた私も不愉快ですが、切られたセールス側の人も不愉快だろうなあと思います。そういったことを強いる会社の幹部というのはいったいどういう人なのか?

 ちなみに電話対策では「ナンバーディスプレイ」を使って、フリーダイヤルや匿名、非通知といった番号からの電話は一切でなくなりました。

 また聞いたことのない番号は、すべて番号をメモしてネットでその発信事業先を調べたりもしていますが、10中、8,9は「迷惑電話」として、多数の方が検索している番号に行き当たります。

 一方「オレオレ詐欺」もそうですが、これだけの電話があると言うことは、100本かけてその内の1本ぐらいは儲けになる、というような考えでやっているわけで、逆に言えば真面目に受け答えをして、場合によっては大きな投資をしてしまうと言う人がいるのだと思います。

 しかし「旨い話には必ず裏がある」というのが、この世の鉄則です。シニアは特に注意が必要だなと感じています。


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