何も考えていない人が3分の1

「みんなの介護」のアンケートページを見て(2016.1.14)

 「みんなの介護アンケート」というページを見ています。

 私が注目したアンケートはまず1ページ目の遺言書。私の場合は相続するのが息子なので、それによって争いが起きることは考えられないのですが、どこにどんなお金があるのかという一覧表を作成しておかないといけないなと思っています。

 そのことを念頭にアンケート結果を見ると、対象は60代以上で、作成済み18%。作成予定27%。作らない16%。分からないが38%だそうです。

 このあたり、自分にとって必要かどうかもわからないという人が多いことにびっくり。たぶんこういう人たちは周りに流されて、みんなが作るからとか、周りに作る人がいないからという単純な理由で判断をしてしまうのかなと思います。

 2ページ目の、20〜50代の方への質問。老後の資金プランを立てていますか?という質問に対して立てていないが36%という結果です。

 今の日本の状況を考えると、まさに下流老人予備軍になりそうです。ただ20代からのアンケートですから、若い人は当然あまり考えていないような気もします。個人的には40代ぐらいからはきちんと将来を見据えないとだめだろうなという気がしています。

 そして高齢者に対して、宅配弁当を使用しているかどうかの質問。利用しているが22%。かつて利用した。15%。利用したい。29%。利用は考えていない。19%。分からない15%。

 宅配弁当利用でもわからないと答える人がいるのが不思議ですが、私自身は調理をするという行為が認知症予防になると思っています。実際実家の母親は、85歳ですが、いまだに自分で煮物等を作っているようです。認知症の気配もありません。

 やはり考えたり、手を動かしたりすることが大事だと思います。宅配された弁当を、何も考えずにそのまま食べ続けるということを繰り返しすのは結構不安です。ただ体の都合もありますから、やむを得ない場合ももちろんあるのだと思います。

 4ページ目に職場で病気をきっかけにして早期退職をした人がいますか、というアンケートがありました。まさに私のことですが、「いる」が81.5%。「いない」が18.5%。かなり多いです。

 65歳以上対象で、1週間にウォーキングをする日数のアンケートがありました。かなり強い関心があります。結果は一番多かったのが驚いたことに6日で20%。要するによほど都合の悪い時以外、ほぼ毎日歩いているということですね。

 次が2日で18%。そして4日で16%という結果です。0日という人も8%ぐらいいますが、現役で働いているのかもしれません。いずれにせよ、私は3日と答えると思うので、皆さん、かなり真剣にウォーキングに取り組んでいるということだと思います。

 次が45〜64歳の人への質問。老後のための資金はいくらためているかという、かなり興味のある質問です。ただ対象は、まだ退職していな現役世代への質問ですから、退職金という大きなお金は計算に入らないのだと思います。

 結果は最も多かったのが251〜500万で33%。次がなんと0円で16%。このあたりが老後を占うカギになりそうです。その次が51〜100万で14%。そして501〜750万の9%と続きます。
 
 この結果は割と実態を反映しているような気がします。このアンケート面白いですね。明日ももう少し見てみたいと思います。


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