ハワイアンコーヒーを飲みながら
ワイキキでブログ更新

2017.2.8

 しばらく暖かかったのですが、ここ数日は冷たい北風が吹きあれ、更に昨日午後からは急激に冷えてきて、今日は朝からどんより曇り空。気分的には実に重ッ苦しいです。

 先日ちょっと天気が良かった日に、午前中にいつも書いているハワイ関連ブログの下調べをしていたら、おいしいハワイアンコーヒーが飲める店という記事を発見。

 読み進めたらなんとその店が川越にあることが判明。地図を見たら、我が家から車で1時間弱の場所でした。それじゃあ天気も良いので善は急げとばかりに、青の洞窟シリーズのペペロンチーノでそそくさとお昼を済ませ出発。

 独り者で毎日ほとんど予定がない生活ですから、「こりゃ毎日旅行をしているのと変わらんな」と思いつつ、つかの間のドライブを楽しみます。

 人気の店で駐車場はいつも混雑していると記事に書かれていましたが、まさかこんな田舎で、平日の昼間から混んでいるわけないだろうと思って地図を頼りにたどり着くと、およそ50台ぐらい停まれると思われる駐車場が大混雑。正直かなり驚きました。

 駐車場から見える店内の様子も人が溢れているみたいで、「こりゃ確かに人気があるんだ」と思いつつ、なんとか隙間を見つけて停車。ちなみにお店の名前は「コナズ珈琲」。経営母体はあの「丸亀製麺」だそうで、うどんやさんです。

 というわけで、先ずは店内の様子を探るべく入店。中は結構広くてテーブル席が10いくつあるようでしたがすべて満席。唯一カウンター席が空いていたのでそこに座りました。

 店内はハワイアンミュージックが流れ、装飾もハワイアン風。メニューを見るとハワイで有名になったパンケーキもあり、奥の厨房で一所懸命焼いているようすが見えました。

 カウンター席前では、次から次へとドリップ式の珈琲をいれているようで、あたりには良い匂いが立ち込めています。しかしハワイアンコーヒーが1杯550円(税込み594円)と強気です。

 しかも100%コナコーヒーは750円(税込み810円)ですから、ちょっと腰が引けました。というわけで迷わず(若干悩みましたが)ブレンドを注文。

 しばらくして厚手のマグに入れられた珈琲登場。一口飲んでみると、「あ〜たしかにハワイアンコーヒーの味だ」とすぐわかりました。ただブレンドと記されていますから、一番安い10%ブレンドなのではと思いました。

 当たり前ですが自宅でたまに飲む10%ブレンドの味とそっくりです。「なるほどということはいつも自宅で飲んでいる10%ブレンドのコーヒーは少なくとも一杯400円、100%のものは500円ぐらいの価値があるかもとちょっとうれしくなりました。

 ちなみに最近はハワイでもコーヒーはどんどん値上がりしていて、一番安い10%ブレンドのものでも200g入りで500円ぐらいします。100%コナコーヒーは、メーカーもいくつかあって値段も違うのですが、だいたい1500〜4000円ぐらいだと思われます。

 それでも通常のコーヒーなら1杯で10gぐらいでしょうから、200gなら20杯分。一袋2000円として一杯100円。いかに安いかということが分かります。ただしハワイにいかなくてはいけないという経費もありますので、日本にいる場合は通販でしょうか。

 ただこれも調べてみましたが、通販で買おうとすると日本では輸入のための税金がかかるようで、やはりかなり高くなってしまうようです。

 というような世知辛いことを考えつつ、同じ味の物を飲んでも、「雰囲気が違うとやはりいいな」と思いつつ帰ってきました。 この雰囲気の違いが家での100円と店の594円の差なのかなという気もします。

 ちなみにハワイアンコーヒーの味は通常の珈琲に比べて味が非常にマイルドです。苦みも酸味も少ないと思われますが、コーヒーの香りはひじょうに良いです。

 ハワイに行って朝食でコーヒーを頼むと、最初から大きなマグにたっぷりと入れてくれるのですが、それを飲み終わるころには、「もう一杯いかが」という雰囲気でまた新たに入れてくれます。

 それを飲みながら傍らにパソコンを広げてブログなんぞを書いていると、なんか自分がいっぱしのブロガーになったような雰囲気に浸ることも出来ます。しかし何より「いいなあ」と思うのは、ときおり入力の手を休めて周りを見た時ののんびりした雰囲気がたまらないです。

 できれば長期滞在をしたいなと思っていますが、予算と健康上の都合でなかなか実現は難しいようです。 


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