単調な日々が豊かな老後?

2017.6.14

 寝やすい夜でした。朝8時に起きましたが、昨晩寝たのは10時半。ということは睡眠時間が9時間半。異常に長いです。昨年病気になる前、この時期の睡眠時間は7〜8時間でした。

 先ほど少しネットで調べていたのですが、どうやらくも膜下出血等で大脳の一部が損傷を受けると、その部分の働きをカバーするために既存の脳が余計な負担を強いられ、脳そのものが疲れてしまうようです。

 そこでその脳の疲れを回復させるために、通常より多い睡眠時間を必要とするということのようで、この説明には納得です。実際10時間ぐらい寝ている日もありますが、目覚めはすっきりしています。

 寝過ぎによってぼ〜っとするということはありません。むしろ通常の7〜8時間睡眠だと、身体のふらつきも大きくなるような気がします。

 幸いにも仕事はないので、好きな時間に起きればいいだけなので、好きなだけ脳みそを休ませようと思っています。というわけで、いつものようベンド上とベッド脇でラジオ体操やストレッチをして、昨晩の残りのおかずで朝食。

 ちなみに昨晩作ったかぼちゃの煮物はおいしかったです。またチキンササミ肉のガーリックチーズ焼きは、ささ身そのものにあまり味がないので、ちょっと淡白な味になりました。

 朝食後株価をチェック。全体としてわずかに上昇していましたが、利益を確保できるほど上がっている銘柄はなし。新たに買いたいという衝動もありましたが、どうも全体の地合いがいまいちに感じられ、特に今日は売買はなしです。

 株価チェックの後はブログを更新して、いつもの河川敷へウォーキング。4000歩ほど歩いて帰宅。朝と似たような昼食を食べ、午後はリハビリ病院へ。最初に病院の周りを大きく1周して2500歩ほどウォーキング。

 その後はいつものメニューでストレッチと筋トレ。振り返ってみると退院後にこういったストレッチと筋トレを週2回やるようになって、すでに半年以上が過ぎました。

 重りの負荷も始めた頃に比べてほんのわずかですが大きな値になっています。しかし風呂に入るときなど、たまに自分のみすぼらしい体を見る機会もありますが、顕著な変化はほとんどありません。

 マッチョな体作りを目指してるつもりはありませんが、多少なりとも筋肉がつけばという気持ちもあります。トレーナーにそういった話題を向けてみると、やはりボディビルダーのような体作りは特殊なものだということでした。

 筋肉をつけるためにプロテイン等を摂取する人もいるようですが、注意しないと消化器系が影響を受けることもあるという話でした。つまり日常生活の範囲で、ほんのわずかに負荷を多くして体作りをするというのが一番良いということです。

 ちなみに「もしかしたら私の体にも多少筋肉がついたのでは」と思えることを最近経験しました。それは暑くなってきて、昨年よく着ていたポロシャツを着たときです。

 「あれ洗濯して縮んだのか」と思いましたが、どうやら肩のあたりにわずかですが筋肉が付いたようです。目で見ても分かりません。着た時の感じです。でも成果があったと思えるので素直に喜んでいます。

 というわけで、リハビリ病院でのストレッチや筋トレにも少し気合が入りました。同じ動作を半年続けているわけですが、同じ動作であっても繰り返すことによって、なるほどこうやって大きく動かすのかと気が付いたりすることもあります。

 最後に整理体操を行い、今日の筋トレが終了。帰りがけにスーパーに寄って夕食の食材購入。今日は息子が夕食を外で食べてくるということだったので私は孤食。

 それをいいことに、600円ぐらいの寿司弁当を購入。他にまだ冷蔵庫にはかぼちゃの煮物やサラダ用のブロッコリーも余っています。

 帰宅後は、午前中に書ききれなかった旅行ブログを更新。夕食をとりながらニュースを視聴。今日はいろいろな話題の多い日でした。しかし文科省の文書問題はどうも歯切れが悪いですね。

 調査してみると言いつつすぐに結果を出さなかったり、そもそも文書を流出させるのは公務員として問題があると居直ってみたり、非常に分かりずらく見苦しいなと思いながら、最後は馬鹿馬鹿しくなってステレビのスイッチをオフしてこのブログを書いています。

 というわけでほとんど毎日こういった単調な日の繰り返しになっているわけですが、これが豊かな老後の生活なのかなとちょっと疑問を感じるようになってきました。


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