政治がやること

2020.3.19

 新型コロナウイルスの感染拡大で、世界的な情勢が毎日変化。毎日が休みの年金暮らしなので、情報は新聞、テレビ、そしてネットからの情報から得ていますが、ともかく毎日の情報量が半端じゃないです。

 テレビでは識者と呼ばれる人たちが、「まだ分からないことは多いのですが・・・」と言いながら持論を述べるので、聞いている方も「本当かな」と半信半疑。

 分からないことが多いのだったら、結論は「分からない」になるはずなのに、何かコメントを言わないといけないみたいで、結局一般論となり、それがかえって不安を煽っているような気もします。

 新聞は、さまざまな書き方があるものの、基本的には客観性があるなと思って読んでいますが、ともかく事態の進行が早く、最新情報に追い付いていない感じ。

 ネットのニュースは、瞬時に伝わってくるので、「ありがたいな」と思っていますが、同じような内容を多数の情報媒体が流すので、感染者が一人増えただけで、その情報を流す媒体の数だけ感染者が増えたような気になります。

 さらに、時折混ぜられるネット広告もあったりして、これは有用な情報だと思って読んでいくと、最後に健康食品や健康器具の販売にたどり着いたりします。

 また最悪なのが噂が噂を呼ぶような、嘘か本当か分からない情報が、正しい客観的情報に交じっていること。SNSを使って拡散という文字を良くみけけますが、内容がセンセーショナルだと反応が大きいのか、その反応の大きさを楽しむような情報も多いのではと感じています。

 というわけで、情報の取り扱いにはかなり注意しないといけないなと思っています。今日も天気が良いので、午後は古墳めぐりをしようかなと思いましたが、思い直してまずは市民農園へ。

 その後、駅前のスーパーへ。運動を兼ねて徒歩で向かいました。気温が高いせいか上着は全く必要なし。店内に入ると、一部の商品を除いて、いつも通り食料品は多数販売されています。

 しかし最近いつも感じますが、店内を歩く人の姿がめっきり減りました。これは昨日母親を送迎した診療所でも同様。待合室が空いています。

 私が動き回る時間帯は、普段は高齢者が多いのですが、高齢者が感染すると重症化しやすいという話を聞いて、いつも通り気楽に買い物を楽しむという雰囲気が失われているのかもしれません。

 私自身も、感染確率を下げるために、スーパーに行くのは毎日ではなく、二日に1回にしようと思うぐらいですから、同じことを考えている人も多いはず。

 自民党では、30兆円という臨時予算を組んで、景気の底上げを目指すという意見もあったようですが、税収を考えると不安。これでお金が足りなくなったので、将来、さらに消費増税なんて言い出すかもしれません。

 30兆円というお金を捻出できるなら、今は医療体制構築への予算にすべきではないかなという気もします。中国の新病院建設、アメリカの病院船という発想に見習うべきところもあるのではと思っています。

 様々な国が様々な対策を行っている様子は参考になるなと思っていますが、国は他国の情報を積極的に利用しようという気がなさそうで、なんか閉鎖的だなと感じています。

 なお新型コロナウイルスについては別の「健康生活あれこれ」というブログでまとめています。





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退職後の生活(6)


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