偏屈老人のひとりごと?

2020.11.20

 6時50分に起きて朝食はご飯。おかずは昨晩作った豚肉とピーマンのピリ辛炒めの余り。白菜の味噌汁を飲んで、食後にミカンを2個。

 テレビを見ると朝から新型コロナのオンパレード。感染拡大が続いていますから、取り上げるのは当然だろうなという気もしますが、民放の場合アナウンサーが深刻な顔をして現状を伝えているのに、突如コマーシャルに変わります。

 ところがそのコマーシャルの内容は、先ほどまでの暗い雰囲気とは打って変わって、時代なのか実に能天気に思えるものも多く、さらにいつも書いているように特定の製品名をこれでもかとばかり連呼するものが多い。

 だいたいはいつも新聞を読みながら、耳の方だけテレビの音声に向かっているのですが、時に「これはひどすぎる。我慢できん」と思うと、ユーチューブに接続し、BGMを聞くようにしています。

 しかしユーチューブも最近視聴前のコマーシャルが増えました。当初は冒頭に5秒ぐらいのコマーシャルが流れるものが多かったのですが、最近は1秒増えて6秒になっています。
 
 またその6秒がようやく終わったかと思ったら、続いて二つ目の広告が始まったりして、そうなると、聞こうと思っていたBGMも、「まあいいか」という感じでスイッチオフ。
 
 オフした瞬間の静けさは格別。それを快感と感じるか、物寂しいと感じるかは人それぞれだと思いますが、個人的には静かな空間が好きなので、その後はじっくり新聞を読んでいます。
 
 てなわけで、朝食を終え、息子の出勤を見送り、可燃物のゴミを集めて集積場へ。いつものように各種ブログを更新。合間に株価を見ると下落。
 
 10時半ごろ一段落したので、今日は実家にも市民農園にも行かず、自宅周辺の河川敷ウォーキングコースへ。久しぶりに歩きましたが、遊歩道上には枯葉が積もっていました。

 しかも耳を澄ますと、今まさに頭上の樹木から枯葉が離れる音が聞こえるみたい。カサカサというか、サワサワという感じの音が聞こえ、見上げると多数の枯葉が落ちてくるのが見え、ちょっと感動。

 枯葉が落ちてくるだけの、何のことはない景色ですが、あたりに人は全く見当たらず、枯葉を落とす木々の中で樹木を見上げている一人のおじさん(私)というシチュエーションに、ちょっと幻想的な雰囲気を感じました。
 
 自宅に戻って昼食は、先日作った鍋の残り汁を使ってラーメン。食後はスーパーへ。今日の夜は手作りハンバーグ。合いびき肉、味噌汁の具材(今日はシジミ)、サラダの材料なんかを買って1000円ちょっとぐらい。
 
 帰宅してちょっと休憩後3時過ぎからフルートの練習。基礎練習を1時間。エチュードと先生との二重奏の予定がある曲の練習を1時間。

 最後30分程、映画音楽を気楽に吹いて今日の練習終了。そこから大急ぎで夕食準備。準備中はテレビのニュースを見ていることが多いのですが、やはりコロナの話題が多い。
 
 ところが6時近くになると、民放はどの局も一斉に食べ物の話ばっかりになり、ニュースとは全く無縁。これがおいしい、あれがおいしいと紹介するばかり。

 でもどの局も同じような内容をやっていますから、まあそこそこ見ている人は多いのかなという気はします。むしろ私のように批判的な目で見ている人は少ないのかも。
 
 そうやって老人は時代からどんどん取り残されていくのかもしれません。しかし今日の話題でから揚げが売れているという話題が提供されていましたが、そのくらい自分で作れよというのが、偏屈な私の本音です。(とはいえ私もスーパーのから揚げを買うこともあります)
 




ワクワクすることを求めて


退職後の生活(7)


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